私は、後期研修医の時にドロップアウトし、気が向いたらスポットのバイト(インフルエンザ予防接種、健診、透析のバイトなど)をするという生活を送っていました。
なお、ドロッポ医生活に至るまでの経過については、
こちらの記事に書いておりますので、ご興味がありましたらご参考にしていただけますと幸いです。
バイト以外の日は、深夜から早朝までお酒を飲みつつゲームをして、昼過ぎに起きるという生活でした。そんな時期があったということを、当時の彼女だった現在の妻にも未だに言えていません。
そんな最底辺をさまようドロッポ医だった私が産業医になる転職を行ったわけですが、その頃に知っておきたかった、「ドロッポ医から産業医になるための転職で踏まえておきたい3つのポイント」について今回の記事では書いてみたいと思います。
東京などの首都圏での勤務を検討する
北関東の田舎でドロッポ生活を送っていた私は、地元で産業医になろうとしていましたが、そんなところに、常勤産業医を置く義務を負う社員数1000人規模の企業はあまりありません。
つまりは、求人が多いところで言いますと、関東だったら大企業の多い東京・横浜近辺ですので、そういったエリアで職探しをする必要があります。
実家は別に開業しているわけでもなく、地元にいる理由は特にありませんでしたので、結局、私は入職した企業の近くへ引っ越しをしました。東京で勤務するとなりますと、都内もしくはアクセスの良い埼玉県などで転居することを考えた上で産業医になることを考えるとよろしいのではないでしょうか。
社会性・協調性は必要ですよ
元々、社会性や協調性がなくて後期研修をドロップアウトしたわけですが、ドロッポ医生活でその社会性・協調性のなさは拍車がかかってしまったように思います。
ですが、産業医になりますと、保健師や人事労務担当者たちと上手く関係性を築いていく必要があり、ある程度の社会性・協調性は必要になります。
寝当直バイトなどだけでなく、できれば外来のバイトなどで少しずつでも社会性や協調性を取り戻しておいた方がよろしいかと思います。
産業医未経験で、自力で内定を勝ち取ることは困難
産業医未経験の段階で、「未経験可」の産業医求人を探し、なおかつ採用の一次面接、二次面接を勝ち抜いて内定を得るのはかなり難しいです。実際、私も自分で求人をネットで探そうとして挫折してしまいました。
ですので、そこは無理をしたり肩肘を張らず、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアに登録し、転職エージェントの求人紹介やアドバイスを受けるようにしましょう。
以上です。
まだ認定産業医の資格が得られていないということでしたら、
こちらの記事が参考になると思われますので、お読みいただけますと幸いです。