【2022年度版】認定産業医になるための研修会・講習会・集中講座の探し方

認定産業医の資格を取得したいのに、「なかなか参加できる研修会が見つけられない」「集中講座で一気に単位をとりたいのに、なかなか予約できない」という先生方も多いのではないでしょうか。

「産業医になろう」と思っても、この「認定産業医になる」というところが出だしのつまずきポイントとなってしまっているということもあると思います。

そこで今回の記事では、改めて「認定産業医になるための研修会・講習会の探し方」について書いてみたいと思います。

必要な単位の確認

研修会・講習会の探し方の前に、まずは「必要な単位」について確認をしておきましょう。

産業医になるには-要件、かかる時間・費用について
私が「産業医になろう」と思い始めた頃、今ほどネット情報もなく、周りに産業医の先生がいたわけではないので、「どうやったら産業医になれるの?」ということを調べるのに非常に苦労した覚えがあります。 お恥ずかしながら、「産業医になるには、医師...

この記事にも記載しておりますが、必要な単位は

・前期研修:14単位以上
・基礎研修会 実地研修:10単位以上
・後期研修:26単位以上 
 
=合計 50単位以上

となっています。1単位1時間ですので、最低でも50時間の研修・講習を受ける必要があるということです。

なお、基礎/生涯で取得できる単位が異なる点にも注意しておきましょう。「基礎=認定産業医になるための単位」「生涯=認定産業医の更新に必要な単位」です。

研修・講習を個別に申し込んで受ける方法

研修・講習を個別に申し込む場合、

日本医師会:研修会をさがす

東京都医師会:産業医スケジュール(都内のみ)

これらのページから探せます。なお、日本医師会のページでは、メール登録をしておくと、最新の研修会情報をお知らせしてくれます。

メールアドレス登録 | 日本医師会

「前期研修」については、一括で14単位取得できる講座が出ていたりしますので、「集中講座ではなくて、個々に単位を取得したい」という場合でしたら、逃さずに予約しておきましょう。

集中講座のスケジュール・費用・必要日数

お金やまとまった時間が必要ではありますが、やはり「集中講座の受講」が一番手っ取り早い方法ではあります。実際、私もこの集中講座で50単位を取得しました。

主な集中講座の開催時期・申し込み時期・費用は以下の通りです。


産業医科大学はやはり講義の質も高いと評判であり、産業医になろうということでしたら、受けておいて損はないと思います。人数も最も多いので、受講できるチャンスは他よりも高いと思います。

なお、東京医科歯科大学は、東京医科歯科大学医師会員であったり、東京都医師会員ですと料金がお安くなりますので、その点はオススメです。

私は以前、自治医科大学で受講しましたが、コロナ禍で当面は中止する意向(休止のお知らせ)とのことです…

オンライン講座

日本医師会の発表によりますと、5月から研修会がweb開催予定であり、さっそく「更新」のためのオンライン講座が始まりました。

産業医の講習会がオンラインで受講可能に-「日本医師会web研修システム」が5月から稼働予定
日本医師会が、web研修システムを開発中と定例記者会見で明かしたそうです(日医の研修会がweb開催可能に、5月稼働目指す)。5月には稼働開始される予定とのこと。 認定産業医の座学研修なども、このコロナ禍で受講しづらい状況が続いていて、...

コロナ禍で開催しづらい、なおかつ定員も少ない状況であり、早くオンライン講座開催を、と希望されている方は多いでしょう。ぜひ認定産業医になるための基礎でのオンライン講座がスタートして欲しいところです。

単位取得後に必要な「申請」

50単位を取得したら、それで認定産業医…というわけにはいかず、「都道府県医師会に申請を行う」という作業が必要になります。

認定産業医になるための申請・登録方法
認定産業医として登録されるためには、「50単位集める」というだけではダメです。「都道府県医師会に申請を行う」必要があります。 さて、その手続きの方法ですが、次のような2ステップで行います。 1) 以下の所定の書類を集める。 ...

医師会に登録しているドクターでしたらその医師会に、非医師会員でありましたら「最寄りの医師会」に申請に行きましょう。

・50単位のシールを貼った産業医学研修手帳(Ⅰ)
・医師免許証の写
・1万円
・印鑑(書類作成のために必要)

を持参していけばOKです。認定産業医新規申請書は、医師会にありますので、行ってから書きましょう。

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