【2024年度版】認定産業医になるための集中講座「年に5回ある」チャンスを逃さないための方法

認定産業医になるためには、以下の50単位を取得する必要があります。

・前期研修:14単位
・基礎研修会 実地研修:10単位
・後期研修:26単位
 =合計 50単位

単位取得のための研修がそれぞれ多くあれば、「個別に好きな講座を受講して単位をゲットする」ということもできるでしょうが、現状、それはなかなか難しい状況です。

ですので、現在のところは「集中講座を受講する」というのが最短ルートになっていると思われます。そこで今回は、その集中講座をどのように受講するのか、特にその時期、申込み方法についておしらせしたいと思っております。

認定産業医になるための集中講座の一覧

主な集中講座の開催時期は、以下の4つとなっています。

この4つの大学で主催される集中講座が、現在のところ毎年開催されているものとなっています(以前は自治医科大学も開催していましたが、コロナ禍をきっかけに中止となってしまいました)。

では、この記事のタイトルである「年4回」はどのような順序なのか、申し込み時期を追って並べたいと思います。

集中講座の申し込み時期

・2月 岡山大学(予備登録開始)

・4月 産業医科大学(福岡県開催)

・5月 東京医科歯科大学

・8月 産業医科大学(東京開催)第1クール

・10月 産業医科大学(東京開催)第2クール

このような順序で、2~10月に申し込みのチャンスがあります。「受講場所はどこでも良い。とにかく認定産業医の資格を」とお考えでしたら、2月の岡山大学の予備登録を行い、10月までのラストチャンスまで、応募していくのをお考えいただいてはいかがでしょうか。

なお、「4月 産業医科大学(福岡県開催)」については、第1クールと第2クールに重複して応募すると、無効とされてしまうようですので、ご注意ください。

どの集中講座を選ぶか

大多数の受講希望者の方にとっては、「そんなに焦って取得する必要はない」ということだと思いますので、基本的には「開催場所」「スケジュール」「費用」を見て選ぶということになるのではないでしょうか。

関東圏であれば、「東京で」とお考えの方は多いでしょう。こうした開催場所、あとはスケジュールと費用(受講料だけでなく交通費・宿泊代なども)などを勘案した上、集中講座をお選びいただければと思います。
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