医師が転職活動中に悩まされるよくある「不安」の原因3つとその解消法

転職活動中、やはりトントン拍子に事が運ぶ方が珍しく、「なかなか上手くいかない」という方の方が多いのではないでしょうか。

その中で悩んだり、不安を抱えたりするでしょうし、そのことが原因で「やっぱやめた」と転職を諦めてしまうこともあると思います。実際、私は後期研修中に一度転職活動をしていましたが、内定辞退をして転職を諦めてしまっています。

そこで今回の記事では、医師が転職活動中に抱く、よくある「不安」の原因3つと解消法について書いてみたいと思います。

希望の求人が見つからないことへの不安

希望の求人が、「すぐに見つかる」ということの方が実は珍しく、「ここに応募してみよう」と思える求人が現れるまで、待っていることが必要なケースはやはり多いと思います。

転職活動を始めてみたものの、「希望の求人がない…」ということで出鼻をくじかれてしまうという経験は、結構な割合のドクターが経験していることだと思います。

ただ、このことについては「そういうものだ」という割り切りが必要であり、ある程度は「希望の求人が出るまである程度はじっと我慢」が必要です。

あとは「求人の数も1年の中で増減する」ということを認識しているかどうかでも不安の割合は異なると思います。

求人数は、4月の入職めがけて11月~1月に増加する傾向にあります。逆を言えば、3~5月、夏場は少ない傾向にあると言えます。ですので、夏場から秋口にかけて「あんまり求人がないなぁ」というのは無理もない話であり、「11月以降に本格的に転職活動だ」とした方が希望の求人に巡り会える機会は多いと思います。

現在の職場、医局を離れることでの不安

転職をするということは、「大きな変化」をもたらします。仕事場、同僚や上司などが変わることで、それに適応する必要があり、ストレスを感じるのは致し方のないことだと思います。

ただ、物事はすべて上手く行く、万々歳ということはあまりなく、ある程度「天秤」にかける必要があると思います。つまりは、「転職しないことでのメリット・デメリット」と「転職することでのメリット・デメリット」を勘案して考える必要があると思います。

転職は誰に強要されるものでもありませんので、こうした考え方の下、「やっぱり転職が必要」と判断したら転職をしたらいいということだと思います。

転職活動の進め方がよく分からない、時間がない

私も初めての転職活動の時は、求人の選び方や転職活動の流れなどがまるっきりよく分かっておらず、「どうしたらいいんだろう…」「この方法でいいんだろうか?」と不安に思うこともありました。

また、日々の業務でいっぱいいっぱいの中、「ただでさえ時間がないのに、転職活動を行うことはできるのか?」ということも不安になっていました。

この点、初めての人こそリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントについてもらうことが私はおすすめだと思います。というのも、転職活動を進める上での疑問や不安があれば、その都度で相談できたり、転職活動で大変な求人選び、応募したあとの採用面接スケジュール調整、条件交渉まで引き受けてくれるからです。

以上です。
転職活動は、不安との戦いという側面もあると思います。しかし、新たな職場や人間関係の中でリスタートする、あるいは希望の条件で新たに働くことができるというのは、転職してこそだと思います。ですので、「不安だから転職やめる」というのではなく、不安と向き合いつつ転職活動をお進めいただければと思います。

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