医師の失敗しない転職のための3ステップ-転職を決意してから約半年の流れ

転職を本格的に決意してから、約半年(短くて3ヶ月、長くて6ヶ月)ほどで実際に転職される方が多いようです。やはり、それくらいの期間が必要とお考えいただき、じっくりと取り組みましょう。

転職活動には、
ステップ1 転職する上での目標・条件設定
ステップ2 求人情報の収集・応募や面接
ステップ3 退職準備
このような3つのステップがあります。STEP1に1ヶ月、STEP2に2ヶ月、内定からSTEP3に至るまでに1~2ヶ月ということで、約半年ほどをかけると、上手くいくケースが多いようです。実際に、それぞれのステップでどのようなことをやっていくのか、見ていきましょう。

ステップ1 転職する上での目標・条件設定

転職活動の第一歩!求人先を選定する上で重要な5つのポイント」でも書きましたが、求人先の選定で重要なのは、
・給与(給与体系含む)
・業務内容
・勤務条件
・職場環境
・勤務地
です。これら5つの条件で、どのようなものを最優先するのかを決定します。具体的には、「とにかく給与アップを目指す」「もっと内視鏡の腕を磨きたい」「癌治療を重点的にやりたい」「地元へ帰って病院勤務したい」といった条件を考えるわけですね。

全てを満たす求人先はないと思いますので、「これは譲れない」という条件を考え、何を優先させるのか、について決めていきましょう。

こうしたことを考えてる内に、「やっぱり転職しなくて良い」と思い直すこともあるかもしれません。また、「転職しなければ、条件を満たせない」と思えば、より決意を持って転職活動に望めると思います。

ステップ2 求人情報の収集・応募や面接

リクルートドクターズキャリア[PR]」や「エムスリーキャリア」などの大手人材紹介会社に登録し、実際に求人情報を手に入れます。

ステップ1で考えた条件をエージェントに伝え、その上で求人先を選定していきます。ここは是非じっくりと考えていただき、その後に応募・面接などを行っていきます。面接には、エージェントが付き添ってくれますので(面接の場に同席してくれることもあります)、安心して受けられると思います。

ステップ3 退職準備

医師の円満退職を行うための3つのコツ「引き止めへの対処、退職を伝えるタイミング、挨拶」」を是非ご参考にしていただきたいと思いますが、こちらもできるだけ2ヶ月前には退職の医師を伝え、1ヶ月ほどの十分な引き継ぎ期間を持つべきであると思います。

以上です。
長いかと思われるかもしれませんが、色々と悩むこともあり、意外にもあっさりと過ぎてしまいます。しっかりと準備を行い、ぜひとも失敗のない転職をしていただければと存じます。

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