常勤産業医として入職する上で「担当する支社・子会社の数、1ヶ月の訪問・出張回数」をしっかり把握しましょう【産業医転職】

企業に産業医として入職する上で、「担当する支社・子会社」の嘱託産業医を兼任することもできます。

子会社における産業医兼任の条件としては、
・地理的関係が密接であること(1時間以内に移動可能)。
・労働衛生に関する協議組織が設置されている等労働衛生管理が相互に密接に行われていること。
・労働の態様が類似している等一体として産業保健活動を行うことが効率的であること。
・専属産業医の職務遂行に支障を生じない範囲であること。
・対象労働者の総数が3000人を超えないこと。

というものがありますが、兼任することは可能です。

ですが、あまりにこの担当数が多かったり、遠方であったりしますと、毎月そのような訪問が続くことがしんどくなってきたります。

また、産業医が複数いて、「専属産業医」ではない立場で入職することもあったりします。その場合は、1時間という制約もなく、さらに遠方への出張という可能性もあります。

もちろん、こうした移動・出張が好きな産業医もいますので、そうした方は「はい、よろこんで」ということでしょうけども、私の場合は移動がイヤで、特に夏場や冬場、大雨の中での移動などはとても苦痛でした。

こうした「訪問・出張」が月に何回あるのか、常勤産業医として入職する前に、しっかりと把握しておく必要があると思います。特に「産業医経験がない」ということでしたら、後々、後悔する可能性もありますので、ぜひ、転職の際には「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった人材紹介会社を利用し、転職エージェントを介して確認をしておくことをオススメします。

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