パワハラ上司・先輩医師にカンファレンスで徹底的に粗探しをされる…そんなストレスを感じている時の対処法【医師転職】

私も臨床医時代、カンファレンスに参加していましたが、先輩医師が上司から徹底的に叩かれていて、ついにその先輩医師は辞めてしまうということがありました。

後期研修医の私から見ても、たしかにちょっと頼りないところがある先輩医師でしたが、それにしても厳しすぎやしないか、と思ってみておりましたが、特にカンファレンスでは粗探しに近い指摘をされていました。

その光景に近いことを、私が産業医として勤務する会社で目撃したのですが、会議で上司が反論しないことをいいことに部下を叱責し続けていました。それが定例会議のたびに繰り替えされていて、参加せざるを得ないメンバーたちも辟易とした表情をしています。

さすがに人事部経由で注意してもらって、その叱責はなくなりましたが、やはりカンファレンス、会議であることをいいことに、同僚たちのいる前でイジメに近いことをやっている上司は問題ですね。

これを指導ととるか、パワハラととるかという見方もあるとは思われますが、やはり他の社員の面前で叱責する、恥をかかせるといった観点からすれば、指導の範囲を超えてパワハラになるのではないでしょうか。

もし同様のことを、カンファレンスで私がされていたとすればやはり堪ったものではなく、先輩医師と同様に退職を考えていたと思います。カンファレンスのたびに強いストレスを感じているようでしたら、別の上司に相談し、やめてもらうようにしてもらうべきでしょう。

それでも改善しないようであれば、さらに上の上司に相談…といったことをする方法はあると思われますが、パワハラ上司は喉元過ぎれば熱さを忘れる傾向にありますので、結局改善されないということや、逆に「チクったな」と逆ギレされる可能性もありますね。

その時はもう転職を考えるべきだと思います。ストレスを受け続け、うつ病にでもなってしまうよりかは、「さっさとパワハラ上司の元から去る」という選択肢をとるべきではないでしょうか。

ただ、闇雲に転職をしても、また同様にパワハラ上司がいる可能性もあります。そうした可能性を排除するため、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や「エムスリーキャリア」といったキャリアエージェントに相談した上で転職をされることをオススメしたいと思います。

特に、「次々と医師が辞めている」といった求人は警戒すべきで、そのような施設ではないかどうか、事前にキャリアエージェントに相談しておきましょう。

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