4月をめがけて「転職しよう」と思う方は多く、現在も転職活動中というドクターもおられるのではないでしょうか。ですが、一方で「1月になってからでいいや。まだ3ヶ月もあるし」という方もおられます。
ですが、実は「1月になったら転職活動を始めよう」と思っている人ほど失敗してしまう可能性は高いのではないか、と私としては思っています。
今回はその理由について書いてみたいと思います。
理由1 先延ばしするほど損
4月入職の求人であっても、12月時点ですでに募集をしているところはあります。その点、好条件の求人ほど充足してしまうため、転職活動を先延ばしにするほど「その求人に募集できない」という機会損失をしていることになります。
「1月になってからでいいや」という方の場合、「お正月気分だし、まだいいや」と中旬以降になって「さぁ、そろそろかな」と思い始め、すでに2月になっているなんてこともあると思います。
そうなりますと、ますます求人を見かける機会は減ってしまうため、やはり「今すぐ動き出す」べきであると思います。
理由2 「転職」についての情報不足
転職市場的に言えば、4月入職に向けて12月時点ですでに動き始めています。この点、ある程度、医師の転職についての情報があれば見聞きしている情報ですが、「1月からでいいや」という方は、そのようなことをご存知なのでしょうか。
「1月からでいいや」という方の中には、こうした医師の転職活動についての情報が不足しているのではないかと思われます。
理由3 転職への意志が固まっていない?
「1月からでいいや」という方の中には、もしかしたら「好条件の求人があれば転職しよっかなぁ」という段階の方もおられるのではないでしょうか。
転職の目的や意志がまだ固まっておらず、やはりしっかりと「転職活動しよう」という方でないと、単に「年収がいいから」「当直回数が少ないから」といった安易な理由で転職してしまう可能性が高いと思います。
ですので、まずは早急に「どのような目的で転職をするのか」「どのような希望条件があるのか」といったことを定めることが必要だと思います。
以上です。
やや出遅れ感はあるかもしれませんが、「今すぐ動く」ことをすれば決して間に合わないということではありません。まずは手始めにリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントと相談して、希望を伝えた上で求人を紹介してもらってみてはいかがでしょうか。