産業医マニュアル

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職場で「嫌われる社員」3つの特徴【産業医マニュアル】

高ストレス者を対象とした面談で、ストレスの要因となる社員についての話をよく聞きます。「あの人、本当にストレスなんですよ!」と言われる人ですが、結構その特徴は決まっていたりします。今回は、そんな同僚へ知らない内にストレスを与えている社員の特徴...
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「死にたい」と言い出した社員への対処法【産業医マニュアル】

高ストレス者面談の中には、不意に「死にたいと思ったことがある」などと言い出す社員がいたりします。その際、その深刻な顔をしておらず、笑いながら冗談で言うようなケースもあり、そこでどう対処するか、困ることもあります。その際、「少しお休みした方が...
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非医療者への医学的な説明は「疾患の説明だけ」で終わるべからず【産業医マニュアル】

医者が病気について説明する際、ついつい「どんな病気か」という内容に終始してしまいがちです。どのようなことが原因で、どのような症状が現れ、どのような経過を辿るのか。そして、どんな検査や治療をすればいいのか…という内容で終わってしまうのです。た...
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「上司に恵まれない経験」は産業医にとってプラスです【産業医マニュアル】

「上司に恵まれない経験」は産業医にとってプラスです【産業医マニュアル】私の「臨床医から産業医への転身」のきっかけは、人間関係、それも上司との人間関係での悩みでした。もちろん、今考えれば私にも多大なる落ち度があったのですが、悩んで不眠にもなり...
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社員に嫌われる産業医の特徴【産業医マニュアル】

産業医面談をしていますと、社員に「立場」について質問されることがあります。要は、産業医は中立な立場なのか、それとも言い方は悪いですが「会社側の手先」なのかという意味です。当然、産業医は企業に雇われている身ですし、基本的には会社側のセッティン...
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精神科で治療を受けていても、「これでは治らない」と思っている社員や患者もいます【産業医マニュアル】

倦怠感や疲労感の後に、不眠症状が現れる。遅刻・欠勤も多くなっている…という社員の話を産業医面談で聞いていますと、やはりメンタル疾患を疑いたくなるところです。 当然のことながらそこで精神科受診を勧めるのですが、結構な割合で「それで治るんですか...
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社員と企業、それぞれの一方的な言い分だけを鵜呑みにすべきではありません【産業医マニュアル】

社員の面談をしていますと、そこで語られる窮状や仕事・人間関係の辛さに、つい同情してしまうことがあります。もちろん、共感・傾聴は面談の基本なので、その姿勢は大切であるとは思いますが、ただ一方的にその主張を鵜呑みにしてしまうのは危険です。当然、...
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主治医としての考え方の癖が抜けていない産業医が社員にとっても迷惑な理由【産業医マニュアル】

後輩の産業医を指導することもあったのですが、彼は「臨床医/主治医としてのクセ」が抜けておらず、産業医としての役割の果たし方がまだよく分かっていないのでは、と思った次第です。産業医歴の短いその後輩は、脳ドックの結果を持って相談にやってきた社員...
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企業が解雇ではなく「退職勧奨」を選ぶ理由【産業医マニュアル】

企業は、問題のある社員であっても、解雇することはできるだけ回避します。というのも、それだけ従業員の権利が法的に手厚く守られているからです。また、解雇して際の裁判沙汰を避けたい、という理由もあると思われます。最近、たびたび休職し、なおかつ同僚...
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主治医意見書と産業医意見書、両方書いてみて思うこと

内科外来を担当しておりますと、患者さんから「産業医から、主治医意見書をもらってくるように言われています。書いてください」と依頼されることもあります。その一方で、産業医をしていますと、企業側から「産業医意見書を書いてください」と言われます。 ...