産業医マニュアル

産業医マニュアル

産業医の転職で重要な「人間関係」とは-3つの軸で考えるべき問題

産業医に限りませんが、転職は「人間関係」が非常に大きなウェイトを占めていると思います。そもそも転職をするきっかけが「煩わしい、ストレスフルな人間関係から逃れたいため」ということも珍しくない以上、転職してからも「人間関係はどうなんだろうか」と...
産業医マニュアル

産業医的には、「仕事のしわ寄せ」も実はチャンスになるという話

常勤産業医として企業で働いていますと、「地方の面談をオンラインでお願いできませんか?」という相談が人事経由で来ることがあります。その地方の事業場にも産業医が選任されているわけですが、基本的には「開業医の片手間」で行うもので、「安全衛生委員会...
産業医マニュアル

産業医として、企業・社員から要請された仕事に応えるには「国語力」が必要だと思う理由

産業医として勤務しておりますと、企業側や社員からの相談を引き受ける立場になります。その時に思うのは、「国語力って大事だなぁ」ということです。私は国語、特に現代文が苦手なタイプだったのですが、現代文の中でも「小説」、特に「この主人公の心情を答...
産業医マニュアル

産業医として企業側から「健康経営に取り組んで欲しい」と依頼されたらどうします?

産業医に対するアンケートで、「健康経営に取り組む企業が増えているか?」との質問に、75%近くが同意を示す回答をしていたそうです。では、実際にどのような取り組みをしているのかと言うと、上位の3つは・健康課題の把握(定期健診受診率、ストレスチェ...
産業医マニュアル

地方勤務者が都内へ転勤することで起きがちなトラブル【産業医の事件簿】

産業医の重要な業務の一つとして、「メンタル不調者への対応」があります。特に異動シーズンであったり、中途入社の社員が増える時期ですと、不慣れな環境でメンタル不調となるという方も結構多くなります。そんな中、「地方で勤務していた社員が、都内へ転勤...
産業医マニュアル

「産業医の職務」について問われた医師国家試験の問題(101B22)

産業医についての医師国家試験の問題で、「産業医の職務」について問われたものがありました。2007年に出題(101B22)された問題です。産業医について誤っているのはどれか。a 都道府県知事が任命する。b 職場巡視の実施が規定されている。c ...
産業医マニュアル

産業医の業務について問われた医師国家試験問題-「職場巡視」の周辺知識(111E11)

医師国家試験でも、産業医の業務について問われたことがあります。その一例が、平成29年(2017年)に出題された以下の問題です。産業医について誤っているのはどれか。a 事業者が選任する。b 月1回の職場巡視を行う。c 業務上疾病の認定を行う。...
産業医マニュアル

【産業医未経験者向け】産業医の勉強で「最も効果的」であると思う方法

産業医にこれからなるというドクターの方から、「産業医の勉強をしたいのですが、どんな本を読んだらいいでしょうか?」と質問されることがあります。たしかに、「産業医とは」「産業医の仕事としては、どのようなものがあるか」「産業医の業務に関わる法令」...
産業医マニュアル

産業医として「相談を受ける」上での心がけるべき3つのポイント

産業医として勤務していて、「相談が全く舞い込んでこない」のは危機的状況にあると言えます。当初は相談があったとして、その相談が次第に減って全くなくなってしまったというのは、それはつまり今までの相談の受け方に問題があったということに他ならないと...
産業医マニュアル

産業医が日々の仕事について、企業側から「フィードバックをもらう」ための工夫

産業医という立場ですと、雇っている企業側の社員は「一言物申す」ということがなかなかしづらいようです。結果、医師に対しての不満やクレームがあったとしても、「言いたいけど言えない」ということになるわけです。ただ、そうした不満などが溜まって、もし...