認定産業医の資格は、とにかく指定された講座を受講して「50単位」集めることで取得できるということもあり、集中講座などは人気となっています。
ですが、嘱託産業医のバイトをする方は別として、活用はしておらず「でも、せっかく取得したし、まぁ更新はするか」という方が多かったりします。
一方、場合によっては勤務医での転職の採用で有利になることもあります。今回は、その点について書いてみたいと思います。
臨床業務+嘱託産業医
特に地方で多いケースですが、ケアミックスの病院などで、「訪問診療に加えて、嘱託産業医の業務も行って欲しい」というところがあったりします。他にも、「午前は外来や健診、午後は嘱託産業医の業務」という病院やクリニックがあります。
嘱託産業医の業務が必須であるところや、「やってくれたら嬉しい」というところまでありますが、いずれにしても「認定産業医」の資格がありますと、採用面で大幅に有利になりますし、また年収の交渉でもアップが期待できます。

病院での産業医業務
病院やクリニックも当然ながら、従業員数に応じて産業医の選任が必要になることもあります。その点、「病院で産業医としての業務」が求められるケースもあります。
基本的には誰かしら認定産業医の資格は持っているはずなので、採用面接時にさほどプラスにはならない、ということも多いかもしれませんが、中には「産業医としての活動もしていただけますと…」と依頼されたり、求人票に記載があるケースもあります。
あまり多くはありませんが、「産業医の業務をメインで」と病院側から依頼されている求人もあったりします。もちろん、臨床業務もすることはできますので、多様な働き方が選択できるのではないかと思います。
以上となります。
産業医のメリットの一つとしては、その選択によって様々な働き方ができるというところにあるようにもあると思います。「臨床も産業医も」という働き方をすることも可能です。
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