【医師の転職活動】信頼できる転職エージェントの5つの特徴

私は3回の転職経験があり、あまりやるべきではありませんが、多くの求人紹介会社に登録しては転職エージェントから求人を紹介していただいておりました。

その結果、「あ、このエージェントは信頼できるな」と思ったことや、逆に「このエージェント、大丈夫かな…」と思ったことがありました。そこで今回は、「このエージェントは信頼できる。信じて求人紹介を受けよう」と思ったエージェントの特徴について、あくまで私見ではありますが経験をもとに今回はご紹介したいと思います。

メインの求人紹介会社を変えるかどうかのご判断の際に、ご参考になれば幸いです。

ポイント1 レスポンスの早さ

登録してから最初の連絡までの時間、あるいは気になる求人について問い合わせをしてから返信があるまでの時間など、とにかくレスポンスが早いとこちらも安心できます。その安心が信頼に繋がるのであると思います。

ですので、相手方の事情、特に4月・1月・10月入職に向けて転職活動を行う医師が多くなるハイシーズンでは「手が回らない」というのは分かりますが、それでも早くレスポンスを返してもらえるかどうかは重要な要素だと思います。

そもそも好条件の求人は早々に充足してしまうので、こうしたレスポンスの早さは転職活動において重要な要素だったりします。

ポイント2 「提案力」がある

基本的には、転職エージェントはこちらの希望条件に沿った求人を紹介してくれます。ですが、そのいくつかの求人があまりエントリーしたいと思えない場合、「少し希望条件からは外れますが、通勤エリアを変えるとこうした好条件の求人もありますよ」と提案してくれることもあります。

実際、私の初めての産業医の転職はこのような提案でエントリーすることになりました。このような、「希望条件」に囚われすぎず、潜在的なニーズを掘り起こすといったことをしてくれるエージェントも、やはり私は信頼がおけるなぁと思った次第です。

2回目の転職の際にも、そもそも「産業医への転職は諦めようかな…」となっていました。ですが、そこで相談を行い、「実は産業医を本心では続けたいのではないですか?もう一度、産業医で転職をしませんか」と提案してもらったこともあります。

やはりこうした「提案力」があるエージェントさんですと、こちらも「ぜひ求人紹介をお願いします!」となります。

ポイント3 「欠点」も伝えてくれる

そもそも物事には良い面もあれば悪い面もあり、どの求人であっても「全て満足のいく」ものではありません。つまりは、アピールポイントばかりではなく、求人の「欠点」もまた一緒に伝えてくれることもまた大事なことです。

実際、「この統括産業医の先生は良い方なのですが、ちょっとアクの強い方で…面接でお話をされて合うか合わないかはご判断ください」と言われたり、「こちらの求人では、前任者の先生が短期で何回かお辞めになっています」といったことを伝えてくれて判断材料を与えてくれるのは信頼できるなぁと感じます。

部屋を紹介する不動産会社と同じで、良い面ばかりではなく悪い面も教えてくれるのが重要だと思います。

ポイント4 停滞期での対応

あまり希望条件に合った求人がなかったり、あるいは内定が思うようにもらえていないといったことが続く、いわゆる転職活動における停滞期が来ることがあります。

そこで、「連絡が途絶える」という転職エージェントもいました。その逆で、「希望条件に合った求人が出たらすぐ連絡させていただきますね。条件に変更はございませんか?」「今の転職活動の状況はいかがですか?」と、欲しいタイミングで連絡をくれるとやはり信頼できるものです。

あまり転職活動が上手くいかない時に見放されるのではなく、逆に寄り添ってくれる転職エージェントはやはり付き合いをしたいと思うのではないでしょうか。

ポイント5 ミスやトラブルでの対応

転職エージェントも人ですので、ミスをしてしまうこともあります。また、ミスではないにしろ、求人先の都合で「話が違う」ということも起こり得るものです。

そこで、「実はカクカクシカジカで…申し訳ありません」と素直に事情を説明してくれるのも信頼に繋がると思います。一方、そこで下手に言い訳をされたり、取り繕う対応をするエージェントだと、信頼はしづらいのではないでしょうか。

以上です。
私が求人紹介会社を選ぶとしたら(偉そうで申し訳ありませんが)、転職エージェントの方を上記のようなポイントで見ていくのではないかと思います。

結果、私は3回全ての転職でリクルートドクターズキャリア[PR]に依頼しており、おすすめできると思っております。もし求人紹介会社選びで迷われていたら、まずはこちらからご登録・相談されてはいかがでしょうか。

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