常勤医ですと、製薬会社のMAさんなどから治療薬についての説明を受けたり、学会参加、カンファレンスなどで常に何らしらかの知識が入ってきたりします。ですが、非常勤医師、フリーランスなどですと、なかなか勉強の機会がなくなってしまったりします。
一方、医療に進歩はめざましく、10年もすれば「なに?その古臭い処方」などと言われてしまう可能性もあったりするわけです。
そこで、「時代遅れの医師」の医師にならないための自身をアップデートするための習慣について、今回は書いてみたいと思います。
1) 他科医師や他職種ともコミュニケーションを
非常勤医師であっても、外来診療を行っている際に、周囲には他科医師、看護師、放射線技師、臨床工学技士、検査技師などがいます。そうした方々に積極的にコミュニケーションをとり、その中で新たな発見や診療上のフィードバックを受けることができたりします。
「そんな細かい指摘、いいじゃねぇかよ」などと、否定的な意見や態度をしていると、そうしたフィードバックはどんどんと減ってしまします。時には耳に痛い意見もしっかりと受け入れ、コミュニケーションを図ることが重要です。
2) 医師会・製薬会社の勉強会を活用
学会となると、ちょっと遠出しなければいけない可能性がありますが、地域の勉強会を開いているところが結構あります。
そこで、ただ単に講義を聴きに行くだけではつまらないので、「1つは質問してくる」「講演後、講師に話をしてくる」などの課題を自分に持たせて行くと、より勉強する姿勢になれると思います。
3) ネットを利用
「m3.com」や、「日経メディカル」などの医療情報サイトを見ていると、勉強になりますね。空き時間に、こまめにチェックするのも良いでしょう。
特に、m3.comでは、Web講演会もあり、予約しておくと直前に教えてくれたりします。現在はネット利用で情報収集が、非常に簡単にできます。利用しない手はないです。
以上です。
また、非常勤の勤務先を大学と連携しているところや、指導を受けられるところにするところも手です。
・医師バイトドットコム
・エムスリーキャリア
・リクルートドクターズキャリア[PR]
などですと、そうした求人先を紹介してくれたりしますので、ぜひ登録してキャリアエージェントにご相談いただければと思います。