産業医として勤務している中で「マンネリ」と感じていたらバイトを新たに始めてみませんか?

産業医として勤務するようになって、もはや10数年が経ちました。その中で、産業医になってからの2回の転職もあり、労働衛生コンサルタント試験を受験するといった山場もありましたが、現在は落ち着いている状況にあります。

業務にも慣れ、「新たな学び」を経験する場が減ってしまったのも事実です。もちろん、積極的にそこで知識をストックすべきだというのは分かりますが、「マンネリ」を感じずにはいられないということになってしまっていました。

そこで、私は新たなバイトを始めてみることにしました。

産業医に「オンライン診療バイト」が向いていると思う3つの理由
最近、以前から興味のあったオンライン診療バイトを開始することとなりました。元々のきっかけは、オンライン診療研修を修了したことで、「実際にやってみたい」と思ったことでした。 以前は時給がかなり低く「どうなんだろう…」と思っていましたが、 エム...

実際、始めてみた感想として、マンネリの打破には効果があると感じています。その経験について、今回は書いてみたいと思います。

履歴書作成、採用面接、新たな仕事の刺激

オンライン診療の研修を受けたこともあり、俄然興味が湧いたということもあり、さっそく応募してみました。結果、履歴書の作成や採用面接を受けるプロセスで、日常の仕事では味わえない、新鮮味を感じることができました。

たしかに面倒な作業ですし、「結構、選考が厳しい」と事前に知らされていた求人でしたので、採用面接も適度な緊張感を持って臨むことができました。

こうした履歴書作成や採用面接、さらに雇入れが決まった後の新たな業務を覚えることなど、久方ぶりの刺激もあってこの数週間はかなり充実感を感じることができました。

収入アップによる効果

趣味に打ち込むことで、日々のマンネリを打開するというのも手だとは思いますが、やはりバイトとなりますと収入アップにつながります。

この新たに増えた稼ぎで、「次はどこの温泉に行こうか」と考えるだけでもかなりワクワクして日常を過ごすこともできています。この点もバイトを新たに増やす効果かな、と思っています。

日々の仕事へのフィードバック

AGAの治療をオンライン診療で担当しておりますと、結構な割合の方が「持病で通院しているが、主治医にはAGA治療のことを伝えていない」「健診でも既往歴の欄に記入したりはしていない」といった方がおられるということが分かりました(肝機能障害の副作用などもあります)。

また、どのようなことで診療がクレームにつながるのか(自由診療だと体感的にクレームも多いと思います)、どうすればクレームを減らせるのかといった対応も分かってくると思います。

バイトを新たに始めなければ分からないことも多く、こうした点は日々の仕事へフィードバックし、活かせるように思います。

以上です。もし現在、産業医をしていて「ちょっとマンネリ気味だな…」ということでしたら、新たなバイト探しをしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私がオンライン診療のバイト求人を探したのは、

エムスリーキャリア

医師バイトドットコム

になります。もしご興味がありましたら、こちらでお探しいただいてはいかがでしょうか。ちなみに、新たなバイトを始める上で、「申告が必要」という企業もあります。その点はご注意いただければと思います。

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