私が後期研修をドロップしてから、約10年経過しました。もちろん望んだことではありませんが、約3年ごとに別の企業へと転職を繰り返しており、現在は三社目の産業医として働いています。
このあたりの経験談については、
にもまとめておりますが、本当に右往左往として大変な10年を過ごしてきたなぁと思っております。今回の記事では、そんな10年の経過を振り返り、同じく産業医になろうとお考えのドクターの方々にアドバイスをお送りできたらと考えております。
産業医になるまでの苦労
後期研修医を辞めた後、産業医になかなかなれず、ドロッポ医生活を送っていました。この根本的な理由は、「常勤産業医を雇うような社員数1000人規模の企業が北関東の片田舎にはあまりないなのに、地元で転職しようと考えていたから」ということに尽きます。
そのことになかなか気づかず、ほぼ諦めて自堕落なバイト生活を送っていました。そこから約半年。リクルートドクターズキャリア[PR]の「常勤産業医の求人があるところへ、通勤エリアを広げましょう」とアドバイスされ、ようやく実質的な転職活動が始まりました。
そこからはビギナーズラックではありませんが、トントン拍子に一社目で内定を得られて、産業医になれました。「これでもう勤務医とおさらばで産業医生活だ」と思ったら、一社目を3年目を迎えられずクビ(契約打ち切り)となってしまいました。
一社目よりも苦労した転職活動
二社目に入職するまでの転職活動がキツく、「クビになった」というショックも相まって「産業医はもうやめよう」とすら思いました。
実際、相談していたエムスリーキャリアの転職エージェントの「もう一度産業医をやってみませんか?」というアドバイスがなかったら、やめていたと思います。
採用面接を受けては落ちるというのを繰り返し、ようやく二社目に入職しました。ですが、複数の産業医がいる企業に上手く溶け込むことができなかった私は、そこも3年で辞めてしまっています。
三社目でようやく見つけた「居場所」
後期研修でも、そこから一社目、二社目の産業医としての勤務も上手くいきませんでした。転職を繰り返し、大変な思いもしてきました。
しかしながら、転職を繰り返しながらも徐々に働きやすい職場に近づくことができ、三社目でようやく「パズル」のようにピタッと自分に合った仕事場を探し当てることができたように思います。
現在の職場で、とても大変な思いをされておられるドクターの方々もおられると思います。しかしながら、希望条件の揃った職場を探し続ければ、きっと同じようにピタッと合う居場所に巡り合うことはできると思います。
転職するかどうか悩んでいるということでしたら、まずは希望条件について転職エージェントに相談し、なおかつどのような求人があるか紹介してもらってはいかがでしょうか。私としては、上記のような転職活動の中で、いつも強い味方になってくれたということもあり、ぜひリクルートドクターズキャリア[PR]と、エムスリーキャリアをオススメしたいと思います。