私は初期研修医の頃から「辞めたいなぁ」と思っており、後期研修医になればそれも変わるのかな、と思っていました。しかしながら、その思いは裏切られることになりました。
SNSもミクシィぐらいだった当時、毎日のように「辞めたい」と思うようになり、同じ思いを吐露している臨床医のブログや掲示板を読んでおりました。
しかしながら、その頃の「仕事を辞めたい」という思いの裏には別の本音があったように思います。単に仕事を辞めて楽になりたいという思いももちろんあったでしょうが、「ストレスフルなこの職場を離れて、ストレスの少ない職場で受け入れてもらいたい」というのが本音だったように思います。
その当時、「専門医資格を取得して開業して勤務医を辞める」ことを目標としていたように思いますが、本当に望んでいたのは、上記の「ストレスなく働ける」ということだったように思います。
ですが、やっていたことは「イヤな仕事に耐えて、専門医資格を取得するまで我慢する」ということだったり、さして興味のない開業についての勉強だったように思います。
ですが、「ストレスを軽減した働き方」は転職で実現することができるのだと、産業医への転職で実感できました。なお、転職活動の詳細については、
私が臨床医から産業医になるまでに失敗していた理由と成功に至るまでの経緯
私は内科系のとある科で、後期研修医として勤務していました。ですが、体調不良と上司との関係悪化を理由に、後期研修を途中でドロップアウトしています。詳しい経緯につきましては、をお読み下さい。また、この経験を元に、「臨床医をやめる」選択をとる上で...
に書いておりますので併せてお読みいただけますと幸いです。
自分と向き合い、本音の部分は何なのかと考える、そして正しい方向性で動き出すことによって物事は変わっていくと思います。ただ、それは自分一人で考えていても難しいため、 リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントとまずは話をしてみることをオススメしたいと思います。その中で気づけることがきっとあると思います。