「転職活動」をしてみると「意外と今の職場も悪くないな」と思えたりもします【医師転職・産業医転職】

私は後期研修中に産業医へと転職していますが、その前段階で、内科医として別の病院に転職をしようとしていました。

三次救急の研修先から、ゆるやかな慢性期の患者さんが多く入院していらっしゃる病院へと転職しようとしていました。実際、面接を受けて内定をいただいておりました。

研修先で少々、業務や人間関係に疲れてしまっていたわけで、今振り返ると「そこから逃げ出したい」といった一心で転職活動をしていた結果、ということのように思います。

しかしながら、医長に退職の意向を伝えますと、「ここでダメなら、他で上手くいくはずがない」「後は転がり落ちていくだけ」…といったお説教をしていただきまして、内定辞退をしてしまいました(「ここでダメなら、他で上手くいくはずがない」という上司の引き止めの言葉は無視していいと思います【産業医・医師転職】)。

もちろん、医長との話し合いの結果、翻したということもありますが、やはり内心「本当に望んだ道で、ここを進んでいくことでいいんだろうか?」という思いがあったからなのではないか、と思っております。

ただ、そこからしばらくの間は、初めての転職活動(求人情報を見て、応募し、実際に面接や施設見学を行って)を経験して、「意外と今の職場も悪くないのかも」と思えたことを覚えています。

その後、結局のところは退職したわけですが、他の病院や施設、企業に目を向けてみることで、現在の自分の置かれている環境との比較ができた結果、不平不満ばかり溜まっていた状態が、憑き物が落ちたようにスッキリして仕事に集中できました。

3回目の転職でも、同様のことがありました。現在の職場に不平不満が募っている場合、転職活動で他院、他社を見てみるというのもストレス軽減には役立つのかもしれません。

ちなみに、内科医→産業医への転職の時から、私は「リクルートドクターズキャリア[PR]」にお世話になっております。希望に沿った求人を紹介してくれ、自分のペースで転職活動を進めさせてくれることもあり、オススメです。

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