ドロッポ医(泥医)の置かれている「コロナ禍」という逆風

おそらく10年ほど前、まだまだ高額バイトが存在していた時代でしたら、「ドロッポ医」(「ドロッポ医師」が誕生するまでの3ステップ-きっとあなたはまだ踏み止まれる)には追い風が吹いていたと思います。

しかしながら、病院の収益が減りつつあり、「バイトから常勤へ」という流れができつつあります。なおかつ、このコロナ禍で「バイト医を院内に引き入れることは感染リスクが高い」と認識されてしまっている現状や、「さらなる減益でバイトを雇う余裕がない」ということもあり、バイトだけで生計を立てていくことが難しくなっていくことが予想されます。

「複数の非常勤バイトを週の中で回している」といった方であれば、さほどダメージは少ないのかもしれませんが、スポットバイトの依存比率が高い方ですと、このコロナ禍はまさに苦境の時であると思われます。

また、コロナ禍が収束/終息しても、この「バイト求人減少」の流れは今後も恐らく尾を引くと思われます。その点、ゆるやかな勤務であっても、常勤で病院に勤務していた方が臨床医としてはリスクヘッジになるのではないでしょうか。

ドロッポ医隆盛の時代からは遠ざかり、今後はゆるやか常勤医が増えていくのではないでしょうか。もし常勤の勤務先をお探しでしたら、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社にご相談いただいてはいかがでしょうか。

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