産業医になって痛感する「勤務時間外につながらない権利」の尊さ

ドイツ在住のフリーライター・雨宮紫苑さんの記事ですが、「欧米の「つながらない権利」が徹底していてすごかった」の内容で、ドイツのホームドクターに「血液検査結果を送って」と依頼したところ、「現在休暇中なので総合窓口にメールしてください。受信したメールは自動的に消去されます」と自動返信メールが送られてきて驚いた、というエピソードが書かれておりました。

勤務のオン/オフがはっきりしていて、勤務時間外の問い合わせ、呼び出しに対応しなくていいという「つながらない権利」についての記事ですが、この権利は勤務医にとって非常に尊いものだなぁ、と改めて思った次第です。

帰宅時、土日の外出時を問わず電話がかかってくるということは、勤務医時代は当たり前と考えておりましたが、今考えると、非常にストレスがかかることですよね。実際、時間外に電話問い合わせのある社員との面談の中で、その大変さについてよく訴える社員もおります(勤務医経験あるなら分かるでしょう…IT系社員の「オンコール」の辛さ)。

恐らく今、臨床医に戻り、そのような状況に置かれたとしたら、しばらくは電話の呼び出し音に、「時間外にも関わらず、なぜかかってくるんだろう?」と疑問を感じてしまうかもしれません。

今では当たり前に思っていたことが、今さらながらにとても幸せなことであると感じました。まさしく、そのストレスや、そこから解放されている幸せは指摘されないとなかなか気づかないことなのかもしれません。

今後、臨床医であっても「つながらない権利」が浸透していくかもしれませんが、現状では難しいでしょうね。もし「時間外につながらない生活」をご希望で転職をお考えならば、産業医といった臨床医以外の職業、もしくはそうした取り組みをしている病院(存在していればの話ですが)を当たるということになるでしょうね。

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医師の転職支援会社でリクルートとエムスリーをオススメする理由

私は初期研修を終了後、同じ施設で内科医として後期研修医となりました。後期研修4年目、業務によるストレスで不眠症状が悪化するようになり、体調を崩すようになってしまいました。体調不良に加え、医長との関係性悪化もあって退職しています。

数ヶ月のバイト医生活を挟んで、企業の常勤産業医となり、その後も産業医として転職を2回経験しています。

転職1回目:内科医→常勤産業医1社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

転職2回目:常勤産業医として2社目(エムスリーキャリア紹介)

転職3回目:常勤産業医として3社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

上記のような流れでの転職ですが、実は2回目の転職の際にもリクルートドクターズキャリアに相談しており、お断りしてしまいましたが、こちらでご紹介いただいた求人も内定を頂きました(逆に、3回目の転職時は、エムスリーキャリアの紹介求人でも内定を頂いております)。

私は転職する際、「リクルートドクターズキャリア」に相談して転職活動を開始しています。

その理由としては、希望に沿った求人をレスポンス早く用意してくださる点や、むやみに急かしたりするようなことがない点、転職エージェントが相談しやすいという点などが挙げられると思います。

実際、あまり希望の求人がない際にもゴリ押しで勧めてくることもなく、私のペースに合わせてくれました。また、問い合わせた際には迅速に対応してくれるところも、まさにリクルートドクターズキャリアは「頼れるパートナー」という存在でした。

私が他に利用させていただいた転職支援会社は、「エムスリーキャリア」です。

2回目の転職の際、実は求人先から私は条件から外れていたのですが、「エムスリーキャリア」の転職エージェントが交渉してくださり、面談を受けることができるようになりました。結果、内定をいただくことができたという経緯もあり、やはり頼れる存在です。

もしまた転職をせざるを得ないということがありましたら、私は恐らく、

リクルートドクターズキャリア

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に相談すると思います。もし転職支援会社選びに迷われていらっしゃるようでしたら、自信を持ってこの2社をオススメしたいと思います。