医師にとって「FIREって本当に幸せなんだろうか?」と疑問に思う理由【医師転職】

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early movement」の頭文字をとったものであり、日本語では「経済的独立と早期退職」などと訳されることが多いように思います。

具体的には、がむしゃらに働いて倹約し、まとまった資産を形成して早期リタイア。あとはある程度の収益を得て資産を減らさずに生活する…といったことのようです。

目標設定によりますが、医師も40~50代のうちに早期退職は可能だと思います。ですが、それって本当に幸せなんでしょうか?40~50代で「明日から仕事はない」と考えたら、最初の1ヶ月程度は自堕落な生活を楽しく感じるかもしれませんが、それ以降は「もういいや…」とならないでしょうか。

実際、私も後期研修医時代に退職しましたが、それから転職するまでの数ヶ月間、1ヶ月も経たずにそれまで渇望していた「自由な時間」が退屈に思えていました。

実際、65歳で病院を退職したものの、そこから産業医をやり始めるドクターもいたりします。「家にいて何もしないよりは働いていたい」というドクターは意外と多いのかもしれませんね。

FIREしてやりたいこと、打ち込める何かがあれば話は別ですが、そうでないと余りある時間に押しつぶされそうになるような気がします。それならば、無理して一定期間働くというよりは、「ゆるく・長く」働ける方がよりストレスフリーなのではないか、と私としては思っております。

もし現状の働き方に不満をお持ちであったり、あるいは当直・オンコール回数が厳しく感じるようでしたら、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアなどの転職エージェントにご相談いただき、転職をご検討いただいてはいかがでしょうか。

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