勤務医経験あるなら分かるでしょう…IT系社員の「オンコール」の辛さ【産業医マニュアル】

勤務医の場合、「オンコール」担当になることがあります。これは、緊急時の対応が必要な場合、まずその先生に電話をかけるという担当者決めのようなものです。

土日や夜間など、その科のドクターの対応が必要であれば、そのオンコール担当者への電話、もしくは病院への呼び出しが行われることになります。

循環器科や消化器内科などの内科、外科などでオンコール制が敷かれているところが多いように思われます。

オンコールの時は、やはり「いつ呼び出されるか」と身構えている部分が少なからずあり、寝つきが悪くなったり、土日もあまり休めた気がしなかったりします。

そんなオンコールですが、人数の少ないIT系部門、特にシステム管理を担当している社員ですと、その部門で最も若い社員が「一人でずっとオンコール」なんてことがあったりします。

システムトラブルがあれば、必ずその社員に電話がかかり、呼び出されることもあるわけです。そんなストレスフルな日々、オンコール経験の医師・産業医なら、その大変さ分かっていただけるかと思われます。

ただ、社員自体としては「それが当たり前」となって、産業医面談で話してくれない可能性もあります。そんな時は、常にオンコール状態になっていないかなど、ご確認していただければと思われます。

私も最近、そんな一人オンコール状態の社員の面談(高ストレス者面談)をして、すぐに少なくとも交代制などにしていただくよう会社側に求めました。

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