産業医になって改めて思う「当直・オンコール・夜間や休日の電話や呼び出し」のストレス

m3.comに掲載されております、「クリニック崩壊危機、パワハラ……医師が感じるストレス」に、医師が感じる日常業務におけるストレスについて書かれていました。

大別すると、
・人間関係(上司や同僚、コメディカル、患者や家族)のストレス
・患者の命や健康に関するストレス
・勤務時間の長さや休日の少なさのストレス
・当直やオンコールのストレス
・経営に関するストレス
・報酬に関するストレス
などが挙げられていました。

人間関係についても、多大なストレスとなり得るとは思いますが、今になって思うのは、「当直・オンコール・夜間や休日の電話や呼び出し」のストレスは非常に大きいな、と思った次第です。

私も内科医として勤務していた時には、金曜日に救急当番をしておりましたので、金曜日になりますと「不安定な患者さんが来ませんように」と祈っていたものです。また、家に帰っても病棟からの電話や呼び出しがないか、と思っていました。

「当直・オンコール・夜間や休日の電話や呼び出し」があった頃は、それが当たり前であったと感じておりましたが、そうしたことから全て解放された今は、非常に大きなストレスだったのだなぁ、とつくづく思います。恐らく、勤務医を10年、20年と続けていくことは私には無理であったのだと再認識しました。

もし同じようなストレスを感じてらっしゃる、現在、専攻医/後期研修中の先生方がいらっしゃるようでしたら、一度、「当直・オンコール・夜間や休日の電話や呼び出し」フリーの生活を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。産業医や保険医/社医、健診医、クリニック勤務など、救急業務/病棟勤務から離れて働く方法は多くあります。別の道を歩むのもよろしいのではないでしょうか。

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