医師こそ税理士に確定申告をお願いすべき3つの理由

確定申告シーズンですね。この時期、請求書の整理や書類作成でお悩みの先生方も多いのではないでしょうか。私も、昨年までは大変な思いをして書類作成を行っておりました。

そもそも、以下に該当される方は、勤務医であっても個人で確定申告を行う必要があります。

•2ヶ所以上から給与を支給されている方
•年収が2,000万円を超える方
•講演や執筆等の雑所得が20万円を超える方
•医療費控除や寄付金控除を受ける方
•不動産所得等がある方

該当しているのにも関わらず、していない方はぜひご確認された方がよろしいかと思われます。

クラウド会計ソフトfreee(フリー)を用いて、仕訳作業自体はある程度、省力化できていましたが、それでも書類を揃えるのもいちいち「これで大丈夫かな…」と悩み、調べつつ作業を進めておりましたので、結構時間がかかっておりました。

今年度から、税理士に確定申告の依頼してみたのですが、本当に楽になりました。そこで、「医師こそ税理士に確定申告をお願いした方がいい」と思った次第でして、その理由を今回は書いてみたいと思います。

1) 多忙な中でのわずらわしい事務作業から解放される

特に臨床医の先生方ですと、御多忙な中、「なんでこんな事務作業しなきゃなららないんだ」と思いつつ確定申告の書類作成を行ってらっしゃると思います。

特に、そういう「事務作業」がお嫌いな先生方も多いのではないでしょうか。私もその例にもれず、とてもストレスを感じていました。そこで税理士に確定申告を依頼しますと、こうした事務作業から解放されるわけです。

今回、確定申告を依頼して、このメリットは非常に大きいと感じました。

2) 節税についてアドバイスしてもらえる

私はあまり税金について詳しくありませんでしたので、とにかく「何も考えず、ただ税金を払っていた」という状況でした。そこでiDeCo(イデコ)や、ふるさと納税のメリットについて説明していただき、さっそく始めました。

先生方も払う税金の額も大きいでしょうから、税理士へ支払う代金以上の節税効果が狙える可能性があります。また、基本的にはこうしたアドバイスは確定申告の代行料に含まれていることが多いです。ですので、新たな代金発生がなく、有用なアドバイスが得られるわけです。

私としましては、この節税アドバイスだけでも「依頼料を支払う価値はあった」と思えました。

3) 税務署からの指摘への対応をお願いできる

税務署から指摘を受けた場合、その対応を税理士にお願いできるというのも、とても大きなメリットです。

「痛くない腹を探られる」場合であっても、やはり税金についての素人ですと、おどおどとして上手く説明できない可能性があります。さらには、説明するにも色々と調べる必要があり、非常に時間がかかってしまいます。

こうした点も、税理士に依頼していると、とても安心ですね。

以上です。
収入などによって依頼料は異なるようですが、私の場合は12万円でした。
「高いな」と思われる先生もいらっしゃるかもしれませんが、私としましては、上記のようなメリットから、十分に見合う代金であると思われました。

毎年のように大変な思いをされている先生方は、ぜひ税理士に確定申告を依頼することをお勧めしたいと思います。

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