最近、非常勤のバイト先をごっそりと変えたということもあり、久しぶりに求人探し、エントリー、採用面接などを経験しました。
臨床バイトですので、書類選考の時点で「産業医?ダメダメ」とお断りされることもあり(もちろん、やんわりと「残念ながら、充足しました」といった表現です)、多少傷ついたこともありましたが、以前、産業医の転職をした時のように、心が揺れ動くことなく、前向きにバイト探しができているように思います。
私が今までの転職で経験したことは、無駄ではなかったとしみじみと思った次第ですが、そこで今回は、産業医の転職における「最大の難敵」について書いてみたいと思いました。
転職活動が上手く行かない時の不安感・絶望感
私の場合、紆余曲折はあったものの、一社目の転職は「一つエントリーして、そこで内定が出た」ということで、順調に上手くいきました。
ですが、二社目、三社目の時は「エントリーして、採用面接を受けてもダメ」ということもあり、時には「二次面接にすら進めない」ということを経験しました。退職してからの転職活動ということもあり、その時の不安感や絶望感といったら、とても大きなものだったのを覚えています。
バイトは続けていましたので、生活費に困るなんてことはありませんでしたが、「転職が上手くいかない」というのはかなりのストレスでした。
転職活動が上手くいかない時の心理
転職活動が上手くいきませんと、いろんなことを考えてしまいます。「こんな経歴だから…」「採用面接で上手く対応できなかったから…」など、様々な原因・理由を求め始め、その内、「このまま転職できなかったらどうしよう…」なんて思考になってしまいがちです。
結果、「あ、ダメだ…転職は上手くいかない。どうしよう」などと、焦りや悲観的な考えに支配されるようになってしまいました。
転職活動は楽観的であるべき
ですが、私の場合も二社目、三社目も転職できているわけですし、今回のバイト探しも、なんとか見つかって採用が決まりました。
「求人がない…」「内定が出ない…」と思っていても、結局のところ転職活動やバイト探しを続けていれば、 リクルートドクターズキャリア[PR]のエージェントから「こんな求人ありますけど、いかがです?」とお声がけしていただいた中から、「おっ、この求人いいな」というものが出てくるわけです。
「その内、いい求人が出てくるさ」「採用してくれるところも出てくるさ」と楽観的に構えていませんと、焦って「見境なくエントリーしまくってしまう(→一つ一つの採用面接対策が疎かになる)」「求人紹介会社に片っ端から登録しまくる(→エージェントの対応が煩雑になるだけです)」なんてNG行動に出てしまいます。
焦りや悲観的な様子というのは、採用面接にも出てしまうと思います。そうした悪影響も出てしまう可能性があるので、ぜひ「きっと上手くいくさ」と楽観的であって欲しいと思います。
ですので、転職活動の時にはぜひ楽観的に構えて、焦ることなく「好条件の求人を待って、チャンスを逃さない」という姿勢でいることが大事ではないかと思っています。焦りや悲観的な考えというのは大敵と認識していたき、転職活動に向き合っていただければと思います。
なお、産業医転職のコツや方法論については、「産業医になろう: コネなし・未経験の勤務医が産業医になるための方法論」という本にまとめております。特に産業医未経験の方の転職にはお役立ていただけると思いますので、ご参考にしていただければと思います。