西日本新聞に「【産業医が診る働き方改革】<31>保健師は社員の伴走者」という記事が掲載されていました。
産業医大教授である中谷淳子先生の寄稿文ですが、保健師は社員のとってのサポート役、相談役としての存在が大きいとのご意見が記載されていました。では、「産業医」はどんな役割があるのでしょうか。
にも書いていますが、「労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について厚生労働省令で定める要件を備えた者」と定義されてはいますが、なかなかイメージしづらいですね。
中谷先生の文章のように、社員や企業との関わりで言うと、
・社員が安全・健康に働けるように企業側へと勧告する「健康管理を行う者としての役割」
・社員と企業、必要があれば主治医とも連携する「社員と企業との調整役」
・社員の健康状態について意見を企業側へと伝える「医学的な内容に関する翻訳・通訳者」
などといった役割があるでしょうか。これらの役目は同時並行的に行われることも多いと思われます。
今まで産業医業務を行ってきたところで言いますと、「調整役」としての役割が大きかったように思います。その傍ら、「診断書に書かれた主治医の意図」などを翻訳して企業へと伝えるといったことも多かったように思います。
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