産業医マニュアル

産業医の「機能強化」で長時間労働者への面談・事後措置はどう変わるか?

CB Newsに、「長時間労働者への面接指導、産業医は確実に実施を 厚生労働省が労働施策基本方針を公表」という記事が掲載されていました。 厚生労働省の「労働施策基本方針」のなかで、「産業医による長時間労働者に対する面接指導や健康相談を確実に...
産業医マニュアル

産業医の「根拠のない復職拒否・退職」で裁判に発展したケースの問題点-主治医の判断を仰ぐ必要性について

「社労士組合職員の退職無効、横浜 産業医判断に根拠なし」によりますと、「パワーハラスメントで休職後、復職を認めずに退職扱いとしたのは不当」であるとし、2名の社員が横浜地裁に提訴し、横浜地裁は退職を無効と認め、未払い賃金の支払いを命じています...
産業医マニュアル

保健師は「社員の伴走者」、では産業医は社員・企業にとってどのような役割か?

西日本新聞に「【産業医が診る働き方改革】<31>保健師は社員の伴走者」という記事が掲載されていました。 産業医大教授である中谷淳子先生の寄稿文ですが、保健師は社員のとってのサポート役、相談役としての存在が大きいとのご意見が記載されていました...
安全衛生委員会

「1月の衛生委員会」で何を話すべきか?(配布資料リンクあり)【2019年度版産業医・衛生管理者向け】

1月の衛生委員会では、やはりインフルエンザの流行期ということもあり、インフルエンザの予防策、かかってしまったときの対処法などを中心にお話されることが多いと思われます。 その他、風邪対策、オフィスの温度・湿度管理の重要性なども議題に上がってく...
産業医マニュアル

「働き方改革関連法」施行!産業医が「長時間労働者面談」で注意したい3つのポイント

2019年4月1日より、「働き方改革関連法」(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)が施行され、産業医の長時間労働者を対象とした面談において、変更すべき点があります。 今回は、「働き方改革関連法」の施行で産業医はどう対応すべ...
産業医マニュアル

認定産業医は全国で約10万人、毎年2300人ずつ増加ーその資格の使い道は?資格をもつメリットは?

「日医の認定産業医、19年1月に10万人の見通し 毎年2300人余りが新規登録」によりますと、認定産業医は全国で約10万人、毎年2300人ずつ増加しているそうです。 ただ、常勤産業医ないし専属産業医数ということではなく、「資格はもっているけ...
産業医マニュアル

がん患者の「働く」「お金」「暮らし」をサポートするサイト『がんwith』開設

中外製薬と、総合医療サイト「QLife」による『がんwith』というサイトが開設されています。こちらは、がん患者の「働く」「お金」「暮らし」をサポートすることをテーマとしているとのことです。 昨今、「事業場における治療と職業生活の 両立支援...
安全衛生委員会

「12月の衛生委員会」で何を話すべきか?(配布資料リンクあり)【2021年更新 産業医・衛生管理者向け】

新型コロナウイルスワクチン追加接種について(2021年) 新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目接種)についての情報が厚労省のホームページに掲載されています。 委員会で触れる内容としては、 【接種の対象】 ・2回目接種を完了した日から...
その他

「呂律障害」という言葉が紹介状に書かれていて違和感を感じる医師

他院からの紹介で、「呂律障害」という言葉が書かれていると、違和感を感じる方もおられるようです。 「呂律が回ってないんだろうな」と、なんとなく意味は分かるのですが、やはり本来は医学用語で書かれてしかるべき紹介状に、ふいに「呂律障害」と書かれて...
産業医マニュアル

産業医の役割とは何か?臨床医との違いについて

「産業医の役割とは何なのか?」と考える上で、切っても切り離せないのが労働安全衛生法、労働安全衛生規則です。こちらには、このように規定されています。 まず労働安全衛生法 第十三条ですが、 2 産業医は、労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に...