産業医になるには

産業医になるには

「キレやすくなった」「いつもイライラしてる」と自覚した時にはストレスが危険領域だと思う理由【医師転職】

飲食店で、店員さんの不手際に怒鳴っている中年男性を見かけました。最近、コロナ禍で自粛、自粛と言われていることもあってか、ストレスを溜め込みやすくなっている方が多いような気がします。そんな場面に遭遇すると、私自身、臨床医時代にストレスを溜め込...
産業医マニュアル

「上司は予想以上に部下のことを把握していない」からこそ産業医としてすべきこと【産業医マニュアル】

メンタル疾患で休職中の社員さんの面談を終え、復職可否判定についての意見書を人事側および課長に送ったところ、思いもよらぬ事態になりました。というのも、その課長が「メンタル疾患になったストレスの要因は在宅勤務にある。だから、在宅勤務をやめるよう...
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「複数の後輩女性社員から嫌われている、とある男性社員」の問題点とは?【産業医マニュアル】

女性社員3人と面談をしたところ、口を揃えるかのように、ある特定の男性社員が「あの人と働くのは…正直、イヤです」と言われていました。私もその男性社員を知っており、ちょっと抜けていると言いますか、頼りなさげに見えるところはありますが、決して高圧...
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私が臨床医をドロップアウトして、産業医を10年近く続けてこれた理由【医師転職】

早いもので、後期研修医をドロップアウトして産業医となり、10年近くが経とうとしています。既に初期臨床研修を含めても、「産業医経験年数>臨床経験年数」となりました。思えば、「専門医資格取得して早く開業するんだ。それでこの辛い勤務医生活からおさ...
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問題社員に「お目付け役」という名の上司ができてしまったことで起こりうるトラブル【産業医マニュアル】

50代男性、診断はされてはおりませんが、恐らく発達障害圏の方で「空気の読めない言動・態度・行動」が問題視されてきておりました。さて、そんな彼が飲酒後に階段から転倒、頭部をしたたかに打ったことで救急搬送されました。結果、病院側からの診断書を含...
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「家族の悩み」だからこそ、自分の悩みよりも深くて辛いこともある【産業医マニュアル】

自分の妻や夫、あるいは子供についての悩みは、自分の悩み以上に深くて辛いこともあります。たとえば、「妻or夫が癌と宣告された」あるいは「子供が発達障害で、満足に幼稚園や小学校に通えていない…」などといったことです。自分ではいかんともし難いこと...
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産業医として遭遇しやすいケース「忖度して欲しい社員、空気を読まない上司」にどう対応すべきか

女性社員が人間関係を主なストレス要因として適応障害を発症し、休職していました。同じ部署内ですが、異動した上で復職することになったわけですが、そこでちょっとした問題が起きました。女性社員が部長に「元にいた部署に、ご挨拶した方がよろしいでしょう...
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産業医として「3回の転職」を繰り返して分かった「今まで当たり前だったこと」のありがたさ【医師転職】

産業医として転職を繰り返しておりますと、様々な職場、労働条件があるわけで、「今まで当たり前」と思っていたものが、実はとんでもなくありがたかったと気づく瞬間があったりもします。たとえば健康保険。協会けんぽないし健康保険組合などに加入しておりま...
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仕事への期待値が高い人ほど「望んでいない仕事」を続けることの大変さは想像以上のストレスだと思う理由【医師転職】

私が常勤産業医として勤務している企業では、割と他業種・多職種の方も働きやすく、なおかつ常時求人募集をしている状態ということもあって、全くの異業種の方がやってこられることも少なくありません。中にはビックリするような経歴の方もおられ、「外資系の...
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「転職して失敗した…」と思った時に焦って行動すべきではないと思う理由【医師転職】

私も、2社目に常勤産業医として勤務した企業に入職した際、「うわ、失敗したなぁ…」と思いました。その理由としては、・通勤ラッシュが酷く、会社につく頃には疲れてしまっていた。・社員数も多いため、健康診断の判定業務量や面談数も前職に比べて格段に多...