産業医と臨床医での採用面接の3つの違い-企業と病院では面接も異なります

採用面接と一口に言っても、産業医と臨床医とでは大きく異なります。もしかしたら、産業医を志して企業に面接を受けに行くと、その違いに戸惑うかもしれませんね。

そこで今回は、産業医の面接を受けにいく上での心構えや、事前準備について書いてみたいと思います。相手が企業ということもあり、病院での採用面接との違いに焦点を当て、比較してみました。

1) 面接を主導するのは誰か

臨床医の場合、業務の話となると当然、医療の専門性の高い話となりますね。そのため、面接を主導するのは出席している医療者(ドクター)となる可能性が高いです。

ですが、産業医の場合は医療というよりは、企業の中で社員や人事と上手くやっていけるかといったところを見ていますので、人事などの事務方である採用担当者が面接を主導するケースが多いように思います。産業医が1人だけのケースもあるため、そのときには保健師さんが同席して質問をしたりしますが、やはり主導は採用担当者となります。

ただ、大企業で複数の医師が既に産業医としており、採用にも大きく関わっているようですと、産業医自身が採用面接を担当することがあります。そのようなケースですと、実務についてバシバシとツッコんで訊いてくることもあり、そのときには今までの経験を総動員して回答しなければならないこともあり、ご注意ください。

2) 質問内容

臨床医の場合は、実務について、どの程度の技量や知識があるのかといったところ、先生の人柄などについての質問をされる可能性が高いと思われます。

一方で、産業医の場合、会社員の方の中途入社面接のようなことを訊かれることがあります。たとえば、「今までの仕事で、あなたが一番苦労したことはなんですか?」「困難という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべますか?」など、入社面接のマニュアル本で見かけるような質問を採用担当者から訊かれることもありました。

他にも、「メンタルヘルス疾患対策として、どんなことを今までしてきましたか?」といった実務的なものから、「今後、働いていく上で、どんなビジョンをお持ちですか?」など、その場で考えて話をするには困難な質問を受けることもあります。

3) 面接回数・雰囲気

臨床医の場合、面接する回数は1度で終わるところが多いです。ところが、産業医が企業で受ける採用面接は、出席する人が変わり、2~3回行われることが多いです。さらには、応募者多数であると、書類選考で落とされることもあります。

面接の雰囲気も異なります。臨床医の場合は、医師同士の話し合いの場、といった感じですが、産業医の場合は、まさしく企業面接です。一般的な面接のマニュアル本でマナーを学んでいったほうがいいです。

また、企業の場合は、圧迫面接ではないですが、やや意地悪な質問や、イヤなところを突いてくる面接官の方もいます。できるだけ冷静に対処し、上手く切り抜けていただきたいと思います。

以上です。
産業医面接では、面接におけるマニュアル・マナーを学び、質疑応答についての事前準備など、ぜひしっかりと用意を行ってから臨んでいただきたいと思います。

エムスリーキャリア」や「キャリアブレインネット」といった人材紹介会社などのキャリアエージェントは、面接対策の上でも、アドバイスをしてくれます。ぜひ登録してご相談していただければと思います。


医師の転職支援会社でリクルートとエムスリーをオススメする理由

私は初期研修を終了後、同じ施設で内科医として後期研修医となりました。後期研修4年目、業務によるストレスで不眠症状が悪化するようになり、体調を崩すようになってしまいました。体調不良に加え、医長との関係性悪化もあって退職しています。

数ヶ月のバイト医生活を挟んで、企業の常勤産業医となり、その後も産業医として転職を2回経験しています。

転職1回目:内科医→常勤産業医1社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

転職2回目:常勤産業医として2社目(エムスリーキャリア紹介)

転職3回目:常勤産業医として3社目(リクルートドクターズキャリアの紹介)

上記のような流れでの転職ですが、実は2回目の転職の際にもリクルートドクターズキャリアに相談しており、お断りしてしまいましたが、こちらでご紹介いただいた求人も内定を頂きました(逆に、3回目の転職時は、エムスリーキャリアの紹介求人でも内定を頂いております)。

私は転職する際、「リクルートドクターズキャリア」に相談して転職活動を開始しています。

その理由としては、希望に沿った求人をレスポンス早く用意してくださる点や、むやみに急かしたりするようなことがない点、転職エージェントが相談しやすいという点などが挙げられると思います。

実際、あまり希望の求人がない際にもゴリ押しで勧めてくることもなく、私のペースに合わせてくれました。また、問い合わせた際には迅速に対応してくれるところも、まさにリクルートドクターズキャリアは「頼れるパートナー」という存在でした。

私が他に利用させていただいた転職支援会社は、「エムスリーキャリア」です。

2回目の転職の際、実は求人先から私は条件から外れていたのですが、「エムスリーキャリア」の転職エージェントが交渉してくださり、面談を受けることができるようになりました。結果、内定をいただくことができたという経緯もあり、やはり頼れる存在です。

もしまた転職をせざるを得ないということがありましたら、私は恐らく、

リクルートドクターズキャリア

エムスリーキャリア

に相談すると思います。もし転職支援会社選びに迷われていらっしゃるようでしたら、自信を持ってこの2社をオススメしたいと思います。