私は会社に始業時間より早めに入って、朝食をとりつつ業務の準備をすることが多いです。それは普段、勤務時間に含めていないのですが、急遽面談や相談業務を社員さんから依頼されることがありました。
そのため、その時間を「時間外勤務」として賃金請求をしたところ、人事側から「困ります。面談は時間内で行ってもらわないと」と文句を言われてしまいました。
会社側の文句に思うこと
しかしながら、社員さんは早めに相談したいから来るわけで、「面談は勤務時間内でと言われているので、始業時間まで待ってください」と言って追い返すのも気が引ける、と伝えたところ、「こちらから、先生の勤務時間を社員に周知徹底します」とのこと。
「え?そういう対処をするんだ。それだとさらに産業医への相談から足を遠のかせはしまいか…」と思いつつも、ちゃんと雇用契約書には「勤務時間外の労働は15分ごとに○○円を支払う」と書かれているので私もそこを引いてサービス残業をする気にもなれず、「ああ、そうですか」とだけ言いましたが、モヤモヤしています。
「産業医の給与支払い額」はやはり企業による
さすがにこうした時間外の請求で文句を言われたことが今までの企業でなかったため、かなり困惑しました。あまり残業などはなかったのですが、あった時はしっかり請求して、文句も言われずに払ってもらっていたので、「こういう企業もあるのか」と改めて思った次第です。
たしかに、会社の規模、事業の規模も以前の企業からするとかなり小さく、「保健師も(雇う予定だと言っていたのに)雇わない。産業医にはできるだけ給与を支払いたくないんだろうなぁ」というのがありありと見えます。経費の支払いもかなり渋られる印象です。
結局は「納得感」
正直、今回の一件で「ガッカリ」はしておりますが、それでも「じゃあ転職だ!」とは考えていません。週3日勤務、勤務時間も短く、基本給もそこそこ、人間関係も面倒臭くなく、通勤も便利、業務量も満足…ということで、結局は「納得感があるよな」と思っている次第です。
ただ、こうした条件は変わるもので、「納得感」が失われたところでまた転職活動を再開するということもあるのかな、と思っている次第です。その時には、またリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントにすぐ連絡をして、求人紹介をしてもらうのかな、と思っています。