産業医として入職してから企業の「情報セキュリティ対策の厳しさ」で困った話

企業の「情報セキュリティ対策の厳しさ」は結構違いがあります。特に金融系の企業は顧客の情報流出などしようものなら命取りにもなりかねないので、非常に厳しい印象です。

あまりそこら辺の事情を気にせず、採用面接でも質問すらしていませんでした。そんな感じで入職してから、「業務を行う部屋に、ノートPCやiPadなどの電子端末は持ち込み禁止です」と知らされました。

私はよくノートPCで調べ物をしたり、安全衛生委員会などのための資料を多く入れているので、それを持ち込むことができないと知って「不便だなぁ」と強く感じました。同様に、iPadをよく使用されている先生もおり、持ち込めないことを愚痴っておられましたが、やはりそこら辺はどうにもなりませんでした。

ここらへん、病院も個人情報についてはかなり厳しくなってきている印象ですが、それでも「私用ノートPCやiPadの病棟および医局への持ち込みは禁止です」などとは言われていないように思います。やはり企業ならでは、といったところですかね。

それからというもの、採用面接を受ける時には情報セキュリティ対策などについて質問をするようにしていますが、そこら辺はやはり「企業によって異なる」としか言いようがないです。私用PCも使用できる企業もあれば、ネット接続しなければ使用可の企業、申請をして許可が出れば使用可能な企業、持ち込みすら禁止の企業と、かなり幅がある印象です。

個人情報を多く扱う企業や、商品開発などの機密情報がある企業では厳しい印象ですね。「社内では撮影禁止」という企業もあったりします。

ですので、もしこうした電子端末の使用をしたいということでしたら、やはり採用面接などでも確認をしておくとよろしいかと思われます。採用面接前に質問しておきたいということでしたら、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントであれば事前に確認してもらえると思いますので、ご相談してみてはいかがでしょうか。

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