【医師の転職】転職活動において「辞める勇気・覚悟」を最初に固める必要はないと思う理由

転職をしたことがないという同期に、「辞めたいとは思っているんだけど、辞める勇気がなくてね…」といったことを言われました。たしかに、転職において「辞める勇気・覚悟」を持つことは必要なことだと思います。

しかしながら、転職活動において、最初から「辞める勇気・覚悟」を固める必要はないと思います。そもそもそういった決断をしたとしても、きっと転職活動の間に揺れ動く可能性は高いです。

それならば、最初から「よし、辞めよう!」と意思を固めようとはせずに、「転職活動を行いながら考えてみてはどうか」と私としては思いますし、同期の彼にもそう伝えました。

そもそも私が後期研修医中に転職活動を始めた時にも、そんな覚悟は決めていませんでした。「どんな求人があるんだろうか?」「転職活動ってどうすればいいんだろうか?まずはその話を聞いてみたい」という、なんとも軽い気持ちでリクルートドクターズキャリアのホームページから登録を行ったのを覚えています。

やはり転職という一大事、しかも初めての転職ともなれば、悩んだり迷ったりすることは当然だと思います。だからこそ、

・自分の希望条件を満たす求人はあるのだろうか?

・自分自身の市場価値は果たしてどの程度なんだろうか?

・今の病院と、求人を出している病院の年収や待遇の違いはどのようなものなのか?

といったことを知ってから判断するのもよろしいのではないでしょうか。やはり比較をしてみないと分からないもので、ほかの求人を見て「あ、今の職場、意外と待遇もいいんじゃないか」と分かることもあると思います。逆に、「他は年収がこんなに上なのか」と驚くようなこともあると思います。

実際、私も勤務していた病院よりも他の方が勤務条件や年収がかなり上だったことに驚きました。転職活動を始めると、そのことに気付けると思います。

このように、「退職する意思を固める→転職活動を始める」のではなく、まずは「転職活動を開始してみる→条件によって退職の意思を徐々に固めていく」ということの方が、判断材料を揃える意味でも、そして転職をスムーズに進める上でも合理的なのではないか、と思っています。

ただ、自分で求人情報を集めてきたりすることはなかなか難しいし労力が要ることだと思いますので、まずはリクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアの転職エージェントに相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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