仕事とプライベート、年を重ねるごとに「大事にしているもの」が変化するからこその転職【医師転職】

某医師掲示板で、大学病院で臨床に基礎研究にとプライベートの時間を削って没頭し、さらには薄給を補うために休日バイトをしているという医師がスレッドを立てていました。

子供が生まれ、子供と過ごす時間を十分にとれないのではないかと考えたこのドクター、「大学病院を退職して開業しようか」とお考えとのことです。子供が生まれたことで、仕事とプライベートにおける価値観が大きく変化したようですね。

仕事もプライベートも、すべてが望む状態になるのは難しいのではないでしょうか。やはり何を大事にして、何を諦めるのか、ある程度の取捨選択が必要になってくると思われます。

また、この取捨選択はライフステージによっても変化してきます。結婚、子供が生まれるといった変化により、「大事にしているもの」が変化するからこそ、働き方もそれに対応して変えることを迫られることもあるのだと思います。

そうした変化の中でも「変えない、変わらない」という方もいらっしゃるでしょう。それも一つの生き方ですし、ご自身やご家族が許容しているのならば問題ないでしょう。その一方で、価値観の変化、大事なものの変化によって、柔軟に自分を変えていくこともまた一つの生き方であり、恥ずべきことではないと思います。

思い描いた理想のキャリアを歩んでいくことも素晴らしいことかと思いますが、「これ以外に道はないんだ!」と思い込んでしまうのは苦しいですし、危険なことなのではないでしょうか。

医師の道がほぼ一本道であるならいざしらず、現在は多様な生き方があります。ある程度は「流されることも楽しむ」「キャリアプラン、キャリアパスは変わる、ときには目標自体も変わる」と思っていることも大事なのかな、と思います。

転職活動は「自分にとって何が大事なのか」を改めて考える、格好のタイミングです。もし現在、転職をお考えということでしたら、リクルートドクターズキャリア[PR]や、エムスリーキャリアのキャリアエージェントと「今後、どうすべきか」ということを話してみてはいかがでしょうか。

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