私の両親は公務員であり、医師家系というわけでもありません。また、医局には所属していましたが、親しい先輩がいたわけでもなかったため、産業医への転職についてコネを利用することはできませんでした。
また、専門医資格を取得することもできていませんし、「後期研修をドロップアウト」した状態です。そんな私でも、常勤産業医になることはできましたし、現在も産業医として勤務しております。
さて、そんな私が産業医になる上では、以下のような点がネックとなっていました。
・北関東の田舎で、常勤産業医の求人数が極端に少なかった。
・医師経験年数に乏しく、加えて産業医未経験だった。
・転職の経験も乏しく、転職活動をどのように進めていったらいいかよく分かっていなかった。
などです。転職に関する知識や経験に乏しく、まさに「転職ってなに?」状態であったことが大半であり、なおかつ「産業医未経験」というところがかなり大きかったと思います。
そもそも産業医への転職活動をする上で、「何が問題で上手くいかないのか」ということすら分かっていませんでした。
そこで、「そもそも地元は求人数が少ないので、通勤エリアを広げてみましょう」「産業医未経験でも、雇う企業はあります」といったことを教えてくれたのが、リクルートドクターズキャリア[PR]の転職エージェントでした。もし相談できていなかったら、恐らく産業医として勤務することはできなかったと思います。
転職2回目も頓挫しかけましたが、リクルートドクターズキャリア[PR]に加えて、エムスリーキャリアの転職エージェントが「この企業は希望条件に合うと思います」と進めてくれたこともあり、転職することができました。
やはり転職活動に慣れていない、あるいは産業医未経験のドクターこそ、転職エージェントに相談し、アドバイスを受けた上で転職活動を進めていくことをオススメしたいと思います。