産業医の「求人情報」で企業側の本音を読み解く【産業医求人】

私が以前勤務していた企業で、入れ替わりのように入職した医師がまた退職することになりました。一部上場企業で、全国のグループ全体を管理する必要があり、常勤産業医4人体制でした。

さて、その企業がどうやらまた求人を出しているようで、そこには「女性社員が多く、アットホームな…」などといった文言が記載されていました。以前見た求人では、そのような説明はありませんでした。

実はこの企業、部署の男女比についてもあれこれ考えているところであり(その割には入れ替わりが激しく、男女比のバランスなんかを考えているヒマがあれば、もっと別のところに目を向ければいいのにとも思いますが…)、女性の産業医が退職したので、また女性産業医を雇おうとしているようです。

「女性社員が多く、アットホームな…」の一文でどうやら、「できれば女性産業医がいいんです」といった意図が透けて見えそうですね。こうした「求人情報」にはやはり企業側の本音が出てきそうです。

他にも、「保健師とも協調して働ける方募集」などですと、「以前、ちょっとクセが強くて大変な産業医が入職しちゃったか」といったことも分かりますし、「健康増進、一次予防活動に積極的に取り組んでいる」や「健康経営に力を入れている」の一文で「とにかく楽に稼ぎたいという産業医さんはご遠慮願いたい」といった魔除け的な説明文もありますね。

ただ、「条件と合わない」という求人でも、交渉次第で譲歩してもらえるところもあったりします(新幹線通勤OKなど)。ですので、最初から諦めてしまうのではなく、「リクルートドクターズキャリア」や「エムスリーキャリア」などの人材紹介会社の転職エージェント経由でご相談してみるのはいかがでしょうか。

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