臨床医が常勤産業医になる上でつまずきやすいポイントと対処法【医師転職】

私が後期研修医時代、「常勤産業医になろう」と思った時に「やっぱり無理だな…」と諦めそうになったことがありました。

それはなぜかと言いますと、「地元(北関東)で常勤産業医を募集していたのが一社のみ、しかも経験者募集の企業だったから」という理由です。

基本的に常勤産業医を募集している企業は「社員数1000人以上」であり、そのような比較的大きな企業は地方にはあまりありません。そのことすら知らず、「地元で産業医として就職を」と考えていれば、それは頓挫してしまうのも無理はありません。

そこで、以前転職の相談を受けてくださったリクルートドクターズキャリア[PR]の転職エージェントさんがタイミングよく声をかけてくれて、「通勤エリアを広げて、他県なら産業医募集中の企業がありますよ」と教えてくださったため、運良く未経験にも関わらず常勤産業医になることができました。

こうした「求人がない…」という問題は、通勤エリアの拡大とあとは「求人が出るタイミング」を待つということである程度は解決できるのかな、と思います。また、やはり転職サイトによっても担当する企業は異なっており、リクルートドクターズキャリア[PR]さんの他にも、エムスリーキャリアさんにもご登録していただいた上で相談していくと、よりカバーできる求人が広がると思います。ただ、闇雲に転職サイトに登録する必要はなく、私としては3回の転職経験からこの2社で十分だと思っております。

求人に募集しても「なかなか内定がもらえない…」ということでしたら、やはり採用面接対策が不十分である可能性があります。その点もしっかりと事前に転職エージェントに相談して対策を練っておくことで対応は可能だと思います。あるいは、未経験でしたら年収など希望条件の見直しなども必要になってくるかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました