きっとどのような職場にもいるんでしょうけれども、「他人を蹴落とそう」とする同僚に、私も悩まされた経験があります。ミスやトラブルなどを逐一、上司に報告して同僚の印象を悪くするようなタイプです。
上司が「なんでそんなこと知ってるの?」と思うようなことまで指摘してきたりすると、情報源はその同僚だったりします。要は、上司を抱き込んでしまい、評価を下げようとしてくるというわけですね。
この手のタイプは、いじめと同様にターゲットとなる人は決まっており、「気にいらない」と思われるとターゲットにされてしまいます。内心は「お前のせいで厄介なことになってんだぞ」と腸が煮えくり返る思いかもしれませんが、没交渉になるほど変な噂を立てられる可能性がありますので、当たり障りのないコミュニケーションはしっかりととっておいた方がいいと思います。
注意点としては、上司に筒抜けとなって困るようなことは言わないようにしておく必要があります。厄介な同僚がいる場所、あるいはその同僚と仲が良い人がいるところでは、「口が滑って…」なんてことはないようにしましょう。
また、上司への対応については、認めるべきところは認め、その一方で心当たりがないようなことについてはしっかりと否定しておいた方がいいと思います。ただでさえ、偏見に満ちた見方をされているところですから、「何を言っても無駄だ…」と思ってしまうと、さらに同僚はエスカレートして「話を盛る」ようになるかもしれません。否定できるところは否定しましょう。
もしこんな状況が続き、心身のバランスを崩すということがあった場合は、それは転職を考えた方がいいかもしれませんね。医師の場合は、医局人事以外はなかなか異動できないということがありますから、その時は無理に意地を張るよりは、「さっさと見切りをつけて転職」の方がよろしいかもしれません。
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