産業医の「人事評価」が行われる企業は向き不向きが分かれると思われる理由【産業医転職】

産業医にも、「人事評価」が行われる企業があります。私も入職したある一社では、一般の社員と同様に、中間および期末での評価が行われました。

「目標設定」をまず行い、産業衛生部門の課長、部門長が中間および期末で評価を行うという流れでした。ですが、その目標設定も、「産業医」ですと具体的な数値で設定できるものではなく、ぼんやりと概念的な内容で、その評価の根拠も課長から聞かされつつも「そうなのかな…」と内心思っていました。

恐らく、自分から「今期はこんな仕事しましたぜ!」「こんなに仕事してまっせ!」とアピールできる人は向いているでしょうが、日々の業務を淡々とこなしたいタイプは、このような人事評価システムには向いていないようにも思います。

私としてはやはり後者でしたので、2年ほど在籍しましたが、微々たる昇給はあったものの、人事評価のための課長との面談は「何のためにあるんだろうか?」と思っていました。

一方で、現在、私が働いている企業ではこのような人事評価はありません。代わりに、昇給はありませんが待遇には満足していますし、こうした制度の方がありがたいと思っています(ガンガン昇給を望むタイプが常勤産業医をしているか、というと、やはりそのような方は少数なのではないでしょうかね)。

ですので、もし今後私が転職するとすれば、「人事評価」がガッチリと行われるのかどうか、入職前に確認しておくことは重要だと思っています。転職支援会社の「リクルートドクターズキャリア[PR]」などに求人を紹介していただく際であれば、転職エージェントにあらかじめ確認していただいておくことも可能だと思いますので、オススメです。

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