産業医が内科外来の非常勤バイトをしていて意外と困るケース【産業医転職】

私は常勤産業医の傍ら、週に1度だけ呼吸器科を中心とした内科外来の非常勤バイトをしているわけですが、そこで意外と困るケースというものがあります。

それは、「産業医」ですので、当然のことながら採血(動脈血採血含む)、ルート確保、胸腔穿刺…などの手技から遠ざかっているため、これらの検査が必要な場合、「どうしたものか…」と躊躇いを感じます。

最近も大量胸水の患者さんで、「苦しくて…排液をしてくれませんか?」と頼まれたわけですが、常勤の呼吸器内科の先生がたまたま誰もおらず、頼む人もおらず困ってしまいました。

そこで、さすがに数年単位でやっていない胸腔穿刺、排液をするのは患者さんに申し訳ないと思い、胸部CTなどで事前の確認作業をした上で、翌日の常勤の先生の外来に引き継ぎました(患者さんにも事情を説明して平謝り)。

そういえば、と思いましたが、ここらへんの話、契約時にはしていなかったなと改めて思い出しました。外来レベルでどこまでの手技を行うのかといったことは、特に日常的に実施していない産業医は話し合っておくべきなのかな、と改めて思った次第です(今回は、常勤の担当科医師が出払っていたレアケースとも言えますが)。

なお、こうした契約時の話し合いには、求人紹介会社である、

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のエージェントが同席することが多いため、もし聞きづらいということがありましたら、代理で相談してもらうこともできるかとは思いますので、あらかじめ相談してみてはいかがでしょうか。

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