「学閥の色の濃い」企業の産業医を経験して思うこと【産業医転職】

「他大学のジッツ(関連病院)に勤務するのってどう?」といったことが医師の掲示板に質問が掲載されていたりします。要は、学閥の色の濃い病院に、他大学出身で勤務するのはどうか、という質問です。

私はそうした関連病院に勤務したことがないのですが、とある大企業で産業医として勤務した際に、かなり「学閥の色が濃い」と感じていました。関連病院ではありませんが、企業においても大学病院と関係性が密であるところがあったりするわけです。

その企業では私以外に2人の産業医が勤務していたのですが、その2人はともに同じ大学病院所属で、そちらから派遣されてきていた医師でした。

ちなみに、私の前任者もその大学出身、所属でした。そこからの派遣でまかなえなかったのか、私が雇われることになったわけですが、正直、居心地はいいものではありませんでした。

というのも、私以外の産業医と比べて出張が多かったり、仕事の評価面でも「扱いが違うなぁ…」と内心思っていました。もちろん、そこに溶け込めるドクターもいるのでしょうが、私の後任の医師もほどなくして退職しているという事情を考えれば、同じようにその医師も感じていたのかな、と思っています。

もし私のような失敗を避けようとお考えということでしたら、リクルートドクターズキャリア[PR]などの転職エージェントですと、どのようなドクターが勤務しているのかといった事情を詳しくご存知ですので、エントリー前に質問してみてはいかがでしょうか。

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