ドロッポ医ブログ、2ch掲示板「研修医やる気なしクラブ」を心の支えにしていた初期研修医時代に思うこと【医師転職】

初期研修医の時、さほど忙しくも厳しくもない研修先ではありましたが、毎日のように「辞めたいなぁ…」と思っていました。

そんな日々の中、専門医取得のために後期研修医になることはやむなしと考えつつも、いわゆる「ドロッポ医(「ドロッポ医師」が誕生するまでの3ステップ-きっとあなたはまだ踏み止まれる)」のブログや、2ch掲示板の「研修医やる気なしクラブ」をよく読んでいました。

健全とは程遠い思考ですが、「こういう人もいるんだ。だから、たとえ後期研修中に途中でドロップアウトしても、お仲間がいる」と、同期の研修医にも打ち明けられないような思いを持ちつつ読んでいたのだと思います。

ただ、今になって振り返れば、そうした時間を過ごすのならば、もう少し自分のキャリアプラんについて、真正面から考えるべきだったと思います。ですが、あの頃は「臨床医に向いていない自分」といったことを受け入れることができなかったですし、医師のキャリアプランについてのモデルケースがあまりに少なく、「現実逃避」をする以外ストレスを軽減する方法がなかったのかな、とも思います。

ですが今は誰しもがSNSをやっているような時代です。少し検索をすれば様々な医師としての働き方を参照することができます。ですので、もし同じように現在、ドロップ医のツイートを毎日のように読み漁ったりする日々を送っておられるようでしたら、ぜひご自身のキャリアプランと向き合う時間を少しでも増やすことを勧めたいと思います。

その中で、臨床医が向いていないと結論づけられるかもしれません。また、「専門医を取得する必要はない、専攻医にならない」という結論になるかもしれません。望んだ結論とは異なるかもしれませんが、「その結論をもとに、これからの医師人生をどう歩んでいくか」ということを考えるべきだと思います。

ただ、一人で悩んでいて考え続けていても、今後どうするか思いつかないこともあります。その時は、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社の転職エージェントにご相談いただけば、新たな視点でキャリアを見直すきっかけになるかもしれません。

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