医師の転職失敗理由は「8割が情報収集不足、2割が自己分析不足」【医師転職】

医師も「転職して失敗したなぁ…」と思う方は結構おられると思います。そもそも、希望全てを叶えられる夢のような職場などありえないと思うので、「失敗したかな…」とチラつくことはあるのではないでしょうか。

さて、その転職を「失敗したな」と思う理由ですが、私としては「8割が情報収集不足、2割が自己分析不足」であると思っています。

まず「情報収集不足」という点ですが、これは入職する前、あらかじめ「どんな職場環境で、どんな人と、どんな仕事をするのか」といったことをしっかりと調べているかどうかにかかってきます。

こうした仕事に関する情報をしっかりと事前に知っておき、さらには納得づくで入職するならば、後悔は少ないはずです。

私の例ですが、産業医として入職した先で「人事労務担当者がいつも忙しそうにしていて、当たりも強く相談しづらい(人間関係の問題)」「年収決定に関わる評価基準がアンフェアで納得できない」「出張先が想定外に交通の便が悪く、月あたりの回数も多かった」…などの不満を感じていました。

これらをしっかりと把握して、納得した上で入職したならば問題ないのでしょうが、入職後に目の当たりにしますと、やはり「失敗したなぁ…」と思うはずです。私の場合、上記のことを知っていたら入職していないと思います。

次に、「自己分析不足」ですが、これは転職を繰り返してしまう方に多い原因です。本来は多忙な業務や複雑な人間関係の中で勤務することが苦手にも関わらず、そのような職場を選んでしまっているケースや、私のようにそもそも臨床に向いていないのに臨床医を続けていたケースなどなどです。

やはり転職する上では、「今までの職場で、何が自分に合っていなかったのか、今後の職場に何を望むのか」といったことはしっかりと分析し、次の転職に活かすことは必要だと思います。

以上です。
これら情報収集や、自己分析というのはなかなか自分一人では難しかったりもします。その場合は、「リクルートドクターズキャリア[PR]」や、「エムスリーキャリア」といった転職支援会社の転職エージェントにご相談いただいてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました