転職エージェントに相談をしていますと、最初の内は求人をいくつも送ってくれていたり、こまめに連絡してくれていたにも関わらず、それがパタッとなくなったり、問い合わせても以前ほどの熱量を持って返信してくれないということがあります。
その時、「あれ?なんか冷たくなったな…」と思う方もおられるかもしれません。その態度の変化は、実はそれまでの転職エージェントの付き合い方に原因があるのではないでしょうか。
今回は、その原因別に「改めるべき3つのポイント」について書いてみたいと思います。
提示された求人情報へのリアクションをしていなかった
求人が送られてきて、「う~ん、これといって応募したいところがないなぁ」という場合もあると思います。その時、「ナシだな」と思って何もリアクションをしないのは避けるべきであると思います。
というのも、転職エージェントとの希望条件の認識のズレが生じている可能性があるため、そこはやはり「この求人は、この点がちょっと…」などと、応募を見送る理由について説明したり、「こういう求人があったら情報が欲しい」という希望を積極的に伝えて、コミュニケーションをとっていくべきです。
こうした求人情報へのリアクションをとっておりませんと、転職エージェント側も困ってしまい、「どういう求人を提示すればいいんだろうか…」「あまり真剣に転職活動をしていないのかな?」と思ってしまうのではないでしょうか。
入職希望時期が不明確
入職希望時期というのは、やはり「どれほど転職に熱を入れているか」の指標の一つであると思います。
「3ヶ月以内に転職したい」「年明けに入職したい」「4月入職を目指しています」などと、入職希望時期を明確にしておりますと、ある程度はそこめがけて「転職活動に真剣に取り組んでいるな」という姿勢を示すことになるのではないでしょうか。
一方で、入職希望時期も不明確で、「希望条件に合った求人があれば転職したい」ということですと、これは「あまり転職活動に真剣に取り組んでいないな」と思われる可能性があります。そうなりますと、真剣に転職活動に取り組んでおられる方とは、異なる対応になるのではないでしょうか。
希望条件があいまい、二転三転する
求人情報を提示する上で、やはり希望条件は重要です。その条件を元に変わってくるわけで、その条件があいまいであったり、もしくは二転三転するようですと、「一体、どういう希望条件なわけ?」とこれまた転職エージェントを困らせる結果になると思います。
入職希望時期も同様ですが、やはり希望(こういう求人はイヤという意思表示も含む)はハッキリと明確に伝えるべきだと思います。また、二転三転しないように、しっかりと考えをまとめてから転職エージェントに伝えるべきだと思います。