医師が30代で転職する際には「自己肯定感」と「前向きな気持ち」を保つのが大事だと思う理由【医師転職】

私も後期研修をドロップアウトして、そこから産業医として転職したわけですが、そこでは退職した時、そして入職するまでにとても辛い思いをしていました。

「もう私はダメなんだ…」「終わった、人生終わった…」「こんな奴、どこに行ったってダメだ…」などなど、退職してからスポットバイトで食いつなぐ、いわゆるドロッポ医生活を送っていた頃は、毎日のように落ち込んで眠れない日々を数ヶ月、送っていました。

ですが、幸運にも「リクルートドクターズキャリア[PR]」で紹介していただいた企業に、一社目で常勤産業医として入内定をいただくことができ、徐々に自己肯定感や、前向きな気持ちを取り戻すことができました。

ですが、この内定をもらうまでの期間がもう少し長かったら、心が折れてしまっていたかもしれないな、と思います。この「次の転職先が決まるまでの転職活動期間」を無事に過ごすためには、やはりメンタルを保つことがとても大事だと思い知りました。特に、30代という、医師としては駆け出しの時期ですと、自己肯定感はなかなか保ちづらいのかな、とも思います。

さらに言えば、ただでさえ退職間際、もしくは退職時には傷つくことも多いと思います。そこでは、「次はきっと上手くいく」「環境が変わればきっと上手くいく」といった気持ちをぜひ持っていただければと思います。

実際、こうしたことは「転職を考えています」という社員さんに、産業医として自分の経験とともにお伝えしております。それで楽になった、という社員さんもおられておりますので、ある程度は有効な考え方なのかな、とも思っております。

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