平日勤務や当直・オンコールなど、病院だけに縛られる生活をしていて、辟易としている先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような先生方にオススメしたいのが、「パラレルキャリア」という考え方です。
これは、簡単に言えば「本業以外にも、学びや活動の場を持つライフスタイル」のことです。具体的には、NPO、プロボノ(専門性を活かした社会貢献活動)、コミュニティカフェ、社会人大学院、コワーキングスペースなどで活動の場を広げることですね。
たとえば、医療的な知識を活かし、NPOでの活動・ボランティア活動を行ったり、社会人大学院で医学以外の知識を学びに行くのもいいでしょう。将来、開業を考えている先生方が、経営学を学ぶのもいいでしょうね。コワーキングスペースで、英語の勉強を行ったり、英会話教室に火曜のも良いでしょう。
医師のプロボノ活動としては、代表的なものとしては国境なき医師団などがありますね。他にも、NPOが主催する会合で、患者さんと話をして不安を取り除くアドバイスを行うといった活動もあります。
「働きながら×働く」「働きながら×社会活動する」「働きながら×学ぶ」など、病院以外の様々な活動の場を求めることで、日常に刺激を与えることができるのではないでしょうか。また、そうした活動で学んだことは、きっと本業に活かすことができると思われます。