風邪・インフルエンザ予防というと、「手洗い・うがい・マスク」などが頭に浮かぶかもしれませんが、特に手洗いは重要であると言われています。というのも、手にウィルスが付着し、体内へ入り込むケースが多いからです。
その手洗いをする上で、重要なポイントとして、以下の様なものがあります。手洗いをしっかりして、風邪などを引かず、体調管理に務めていただければと思います。
1) 洗い残しが多い3ヶ所
洗い残しが多いのは、
・指の間
・指先
・手首
だそうです。特に親指は、子供だけでなく、大人でも洗えていないことが多いため、しっかりと洗いましょう。指先は特に重要です。爪を反対側の手のひらにこすりつけるようにして、しっかりと洗いましょう。
2) ハンドソープの使い方
できれば薬用せっけん・ハンドソープをご用意いただければと思います。そのせっけんやハンドソープを、しっかりと泡立てて手洗いすることが重要です。
きめの細かい泡は、表面積が大きくなるため、効率よく汚れを包み込むことができ、その分、除菌には最適と考えられます。手指をこすりあわせ、泡立てることを意識して手洗いをしてみてください。
3) 自然乾燥はNG!清潔な布やハンドペーパーで拭く
トイレなどで、水をピッピッと切り、あとは自然乾燥…という方も見かけることが多いですが、これはNGです。さらに、「髪の毛をスタイリングして拭く」なんてのはもってのほか。せっかく洗ったのに、再びばい菌がつきやすいと言われています。
清潔なハンカチ、ハンドタオル、ハンドペーパーなどですみやかに拭くようにしましょう。
4) 手あれにはご注意を
手あれで、細かいキズがついていると、そこからばい菌が入り込みやすかったり、菌がそこに住み着く場所になりやすいと言われています。
特に冬場の乾燥する時期には、ハンドクリームなどを使用するなど、手あれを起こさないよう、ご注意ください。
以上です。風邪やインフルエンザだけでなく、食中毒予防にも手洗いは重要だと言われています。特に料理前や、食事前、トイレ後には、しっかりと正しい手洗いをするよう、習慣づけていただければと思います。