社内の新型コロナウイルス対策の一環で、原則「出張禁止」となり、出張には申請をした上で上層部の許可が必要となりました。
どうやら社内的な根回しや事前告知がない、トップダウンの決定だったようで、社員からの多くの反発があったようです。
そこで改めて、そのルールを定めた理由である「新型コロナウイルス対策だけでなく、働き方を見直す機会として活かすべきです。今、あれだけ導入を渋っていた在宅勤務、サテライト勤務も始めてるし」といった趣旨についての文言が追記されました。
ルールの目的自体は、決して間違っていないと思います。ただ、
・とりあえず既に出張が決まっているものに関しては、リモート会議などで代替できないか改めて検討
・今までどのような目的で出張が行われていたのかを振り返り、出張以外の方法がないか、減らせる方法はないか話し合いを行う。
・いつまでに禁止といった事前通知、段階的に禁止とする。
といったことが必要だったのではないか、と思った次第です。いきなり「新型コロナウイルス対策だから」の一本槍で押し通そうとしたようですが、それは無理があったようです。
緊急的な暫定措置などは除き、やはり社内ルール変更についてはできるだけ話し合いを行うといった姿勢が必要かと思われます。