産業医になる前に「自分のキャリアデザイン」をもっと考えておくべきだったと後悔した話【産業医転職】

私は後期研修中、自分のキャリアデザインについてどんなことを考えていたかと言いますと、まったくもってお恥ずかしい話ですが、「辛い勤務医生活から逃げ出す」ということしか考えていなかったと改めて気づきました。

当直、深夜呼び出し、オンコール、救急急患対応…などなどが嫌で嫌で仕方なかった私は、「この生活も開業医になれば終わる…」としか考えておりませんでした。ですので、専門医資格を取得→開業という道しか考えておりませんでした。

ですが、よくよく考えてみれば、開業したとしても、集客、経営、医師会と上手くやっていく処世術…などなど、大変なことは山積みですし、むしろ勤務医生活よりも大変な責任などを背負い込むことになっていたかもしれません。

ですので、「本当に開業が目指すべきゴールなの?キャリアデザインはそれでいいの?」と改めて考え直すべきだったと、改めて思います。

「内科医であるのは望んだことでも、内科勤務医としてあることがどうやら合っていない」と気づいたのも後期研修も3年目ですし、「専門医を取得し、内科で開業」ということも消去法的な選択肢で、自ら望んだものではありませんでした。

そこをもっとしっかりと考えるべきだった、というのが今になって思うことですね。産業医になった今、この仕事を楽しくやらせていただいておりますので、「最適解」だったとも言えると思います。

後期研修中、私のように「キャリア迷子」になった場合は、やはりどんなことがやりたいのか、どんなことがやりたくないのか、よくよく考えてキャリアデザインを見直すことが重要なように思います。

もしそれでも答えが出ないということでしたら、「リクルートドクターズキャリア[PR]」の転職エージェントにご相談されてはいかがでしょうか。誰かに話を聞いてもらうだけでも、自分の中で答えが出るということもありますよ。

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