産業医が転職する上でチェックしておきたい「求人情報」には書かれていない3つのポイント

転職支援の会社に登録し、希望条件をお伝えすると求人情報が送られてきます。その求人情報ですが、産業医の求人ですと、「企業名」「業種」「勤務日数(週4・5日勤務など)」「年収」「業務内容」などは記載されていますが、大事な他の情報は記載されていません。

今回は、そんな「求人情報」には書かれていないけれども、ぜひチェックしておきたいポイントについて書いてみたいと思います。

産業医の人数、保健師の有無

企業の大きさによっては、産業医が複数名いて統括産業医と勤務することもあります。ここは分かれるポイントですが、「他の産業医と一緒に働きたい」「できれば一人体制で産業医として働きたい」というそれぞれの希望があると思われます。

また、保健師が置かれていて、一緒に勤務するところや、保健師がいない企業もあります。この点も「保健師と一緒に勤務したい」「いや、産業保健スタッフは要らない。自分だけでやりたい」という希望が分かれてくると思われます。

前任の産業医の勤務年数

これは特に複数名の産業医がいる企業では重要なポイントですが、あまりに前任の産業医の勤務日数が短く、コロコロと変わっているようですと、要注意です。

ちょっと気難しい統括産業医がいるケースや、人事労務担当者が「あの産業医は使えない」などと判断してクビ切りをしている可能性もあったりします。

イレギュラーな出勤日はあるか

基本的に産業医ですと、研究日や土日・祝日は休みであることが多いです。ところが、工場のある企業ですと「祝日は基本出勤日です」ということや、「どうしてもシフトの都合で、夜勤の社員の面談を夜間に行っていただきたい」ということがあったりします。

その他、私も実際にありましたが、「産業医にこの会議へ出席してもらいたく、研究日であっても出勤してもらいたい」といったことがありました。

こうしたイレギュラーな出勤日があるかどうかというのはあらかじめ確認しておいた方がよろしいでしょう。

以上です。
実際、私もこうしたことは採用面接前に確認するようにしていました。ただ、なかなか自分からは質問しづらいところですので、

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といった転職エージェントを介して質問していただいていました。ご相談いただいてはいかがでしょうか。

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