厚労省のメールマガジン「感染症エクスプレス」で、風疹の報告がなされてる旨が記載されていました。
2018年は、12月30日までに2,917例の届出があり、そのうち、2,857例は7月23日以降の報告でした。2019年は、2月24日までに650例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。
やはり都市圏では引き続き風疹について警戒を行った方が良さそうですね。
なお、対策としては、
これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行うこととなりました。
対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、原則無料で抗体検査及び定期接種を受けられるようになります。
とのことです。すでにアナウンスされていることかと思われますが、再度、衛生委員会などで念押ししておくとよろしいのではないでしょうか。
なお、
2019年度は、1972年(昭和47)年4月2日~1979年(昭和54)年4月1日生まれの男性に市区町村がクーポン券を送付します。2019年度にクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。
とのことだそうです。
また、「風疹についてのリーフレット」が公開されており、衛生委員会での説明時にリンクを紹介してみてはいかがでしょうか。