朝丘雪路さんがアルツハイマー型認知症に罹患しておられ、夫の津川雅彦さんが献身的に介護を続けられていた、というのはドキュメンタリー映画などでも放送されており、有名な話ですね。
そんな朝丘さんが先月27日にお亡くなりになっておられたそうです。そのことについて、安全衛生委員会などでトピックスとされることもあるかもしれません。今回は、その資料としてどのようなものがあるのか、掲載したいと思います。
ガイドライン
「認知症疾患診療ガイドライン2017」に、アルツハイマー型認知症について掲載されています。
認知症の行動・心理症状や、診断基準、薬物療法と治療アルゴリズムなどについて記載されており、詳しい説明を求められたらこうした内容をお伝えするとよろしいかもしれませんね。
一般向け資料
上記内容だと、少し専門的過ぎて、噛み砕いて説明するのが大変な場合は、エーザイ株式会社の「イーローゴネット」もオススメです。認知症地域支援マップの紹介など、委員会で話をしやすい、ためになる内容が豊富ですね。
その他、第一三共株式会社の「いっしょがいいね.com」も認知症についてとてもよくまとまっており、イラスト付きで見やすい内容となっています。
厚労省にもテキストベースですが、「みんなのメンタルヘルス」などもとてもよくまとまっています。
こうしたところを参考に、お話をするとよろしいのではないでしょうか。
とくに働き盛りの40代近くになりますと、ご両親がご高齢になり、認知症による介護の問題などが出てくることになり、決して他人事の話にはならないことであると思われます。具体的な支援策など、上記サイト等でお調べになってお話なさいますと、きっと社員さんも耳を傾けていただけるのではないでしょうか。